抗がん剤治療の3つの目的

  • 抗がん剤治療って何だろう?
  • どういう目的で行うのだろう?

まずはそこをはっきりさせたうえで、抗がん剤治療に対する私の考えを述べたいと思います。

抗がん剤とは、がん細胞を殺す為の薬です。当たり前ですよね(笑)

ガンという病気が当たり前になってきて、もしかしたら子供ですらどんな薬なのか知ってるかもしれません。

で、その抗がん剤なんですが、役割が主に3つあって、それは、

  1. 目に見えないがん細胞をたたく為に使う
  2. 腫瘍(ガン細胞の塊)を手術可能な大きさにまで小さくする為に使う
  3. 延命効果のために使う

と、なっています。

1の目的で使うのは、私のような場合です。

目に見えるガン細胞は全て取り除くことが出来たので、再発防止の為に、残りの「目に見えないガン細胞」を殺して再発するのを防ぐ為に使います。(根治手術が成功したケース)

2の目的で使う場合は、ガンがかなり進行している患者さんの場合です。

腫瘍が既に広範囲に広がっており、手術を行うメリットがない場合、あるいは、腫瘍をある程度小さくし、根治手術ができる段階にまで持っていく為に使われます。

3に関しては、基本的に完治が期待できない場合です。積極的な治療は控え、患者さんのQOLを重視した治療方針をとります。

つまり、進行がん以上であれば、殆どのケースで抗がん剤治療が行われる可能性が高いということになります。

また、「3つの目的がある」と書きましたが、私の意見としては、「明確な区分があるようには見えない」です。

と言うのも、ガンはすごく「個性的な病気」であり、100人のがん患者がいれば100通りの様相を見せるので、明確に区分することが難しいのです。

一応、治療ガイドラインはあるのですが、それがそのまま当てはまるほうが少ないです。ですから、医師の力量にかなり左右されます。

これは後半にも述べるつもりですが、医師の力量に左右されること自体が、「治療の再現性」を保証してません。

良い医者だったら抗がん剤治療が上手いのですが、悪い医者にあたったら効果は期待できません。そんなものは、「科学的根拠に基づく医療(EBM)」と言ってはいけないと思います。

そして、これから書く内容は、3つの目的を明確に否定するものとなります。

「1つの考え方」として受け取ってくれたら、と思います。

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