「天然成分」を連呼する業者には注意!

こないだ行ったクリニックでも、よく「合成のもの」「天然のもの」と言われたことを思い出しました。
先生には大変お世話になったので感謝しているのですが、私はこの単語を聞くたびに「いや~な気持ち」になったものです。

これって、非常に分かりやすい言葉ですよね・・・。
サプリメントについて何も分からなくても、言葉から連想されるイメージで「商品の良さ」をターゲットに植えつけることが出来ます。マーケッターには非常に便利な言葉です。

少し考えてみて欲しいのですが、サプリメントより機能性や安全性を求められている医薬品には、合成成分で作られているもののほうが多いですよ。何故なら、天然ものよりもそれを加工したほうが体で使われやすく、効果が期待できるからです。

それに薬理学では常識なのですが、天然素材のまま使うと危険だから、加工精製して成分を抽出する物質もあります。つまり、「天然のもの(ナチュラルベース)だからいい」「合成ものは悪い」という単純なものではないのです。

もちろん先生や業者が言うように、一般的には「天然ベースの素材を使うほうが体に吸収されやすいし、副作用がおきにくい」ことは確かですが、「あまり天然ものにこだわるのも、いかがなものでしょうか?」とも私は思うのです。

天然というのは「ありのままの素材」という意味ですから、まずサプリメントがそれに当てはまりませんね。(笑)加えて私達が口に入れるもののほとんどに化学物質が添加されています。

今さら私達は化学物質から離れた生活が出来るでしょうか?
どんなに気をつけていても、ある程度は摂取してしまうでしょう・・・。

サプリメントは、天然ものに拘るべきか?

という意見も分かりますが、それよりも「入ってきたものを、効率よく体から排出させる工夫」を考えたほうが建設的です。何故なら、そっちのほうが安上がりで簡単に出来るからです。

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「全て天然由来の成分を使っている」「添加物一切なし」「農薬不使用」・・・。
それがいいに越したことはありませんが、それだけでコストが跳ね上がるし、製造管理体制が悪いと、今度はまた別な問題が出てくることを肝に銘じたほうがいいと思います。

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え~っと、つまり何が言いたいかというと、(汗)そういうことを一切説明せずに、「天然」「天然」と連呼して商品のイメージを操作する輩に対しては、一歩引いて対応することが大切だということです。だから勉強が必要なのですが、「どうせ分からんだろう・・・。」と思って畳み掛けるように説明してくるので注意が必要です。

そして、「どうせ分からんだろう・・・。」と、日本のほとんどのサプリメーカーが思っているのではないでしょうか?

あの値段と原材料や製造過程をみると、つくづくそう感じます・・・。

これも根本の原因は「国民意識の違い」にあるような気がします。
自分の体は自分で守るという「自主性」がないから、簡単にハマってしまうのです。

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