コメント

  1. ひょろりん より:

    サイトを拝見させていただきました。
    大変丁寧に研究され、執筆されていて感動しました。
    こんなメールを送らせていただいてご迷惑かもしれませんが、なにせ以下、ちょっと軽いパニック状態なのでどうかお許し下さい。
     妻(45歳)が直腸上部癌で手術しました。腹腔鏡手術で、術後の回復は非常に良かったです。今日術後の病理検査の結果と今後の治療について病院で説明を受けました。離れた場所のリンパ1個に転移があり、その治療のためにポート埋め込み手術を勧められましたが、妻がどうしても厭だと言ってききません。飲み薬での効果ってどうなんでしょうか?これからどういう治療をして行くべきでしょうか?
     どしろうとの質問で大変申し訳ありません。今後は新里さんのように色々研究して知識を増やして行き、妻の治療に役立てようと思っていますが、何卒教えをお願い致します。
     どうぞ宜しくお願いします。

    • 新里(管理人) より:

      ひょろりん様、コメントありがとうございます。

      この度は、奥様が直腸がんになられてしまったということで、心中お察しします。
      パニック状態になるのは当たり前だと思います。誰でもそうなると思いますし、私もガンの告知やステージの告知の時などは「思考停止状態」になりました。

      ただ、幸いがんの場合は慌てずに治療する必要がない場合が多いので、一旦冷静になるための「時間の猶予」があります。

      なので、現在慌てて治療方針を決める必要はないと思います。
      特にひょろりんさんの文章を読む限り、(素人意見で申し訳ありませんが)奥さんはそこまで大変な状態ではないと思います。

      特に私が気になった部分は以下の箇所です。

      離れた場所のリンパ1個に転移があり、その治療のためにポート埋め込み手術を勧められましたが、

      現在は大腸がんの治療マニュアルが変わっているのかもしれませんが、文章を読む限り奥さんはステージⅡです。ステージⅡ以下であれば、基本的には術後にやる抗がん剤は必要ないはずです。

      もちろん、切除した大腸部分にあるガンの浸潤度(深くガンが入り込んでいること)が高かったり、「離れた場所」のリンパ節に転移があるということが抗がん剤治療適用の決め手かもしれません。
      あるいは、組織検査の結果はあくまで中間報告であり、最終報告の段階では新たにリンパ節転移が見つかる可能性もあります。(現に私がそうでした)リンパ節をいくつ切除したのか分かりませんが、離れた場所にあるリンパ節に転移があるということは、他のリンパ節にも転移がある可能性が十分考えられます。

      ただ、最終的にリンパ節転移が1個しかなかった場合は、果たして抗がん剤をやる必要があるのかは疑問です・・・。

      また、「飲み薬での効果ってどうなんでしょうか?」というご質問ですが、これはおそらく飲み薬タイプの抗がん剤です。私の親戚(叔母さん)も大腸がんなのですが、この方は飲み薬タイプの抗がん剤を服用してました。

      半年飲むだけでOKなのですが、叔母さんは1年間飲んでましたね・・・。
      主治医も「そんなに飲む必要はないよ」と進言してたそうなのですが、心配性な叔母は「あと半年分下さい!」と言ったそうです。

      叔母さんは私より1年先輩の大腸がん患者でして、再発ナシで既に6年過ぎているのですが、「まだ怖い」らしく、頻繁にCT検査やPET検査を自ら申し出て受けているらしいです。

      ほとんど意味ないと言ってるんですけどね・・・。
      でも気持ちは分からないでもありません。2年程前に旦那様にも大腸がんが見つかり、この方はステージⅢかⅣなのか知りませんが、少なくとも進行がんで抗がん剤を服用中でしたから・・・。

      で、肝心の副作用ですが、叔母さんの話によると、

      ・疲れやすい
      ・指先が痺れる

      くらいだったそうです。
      抗がん剤の副作用としては軽いほうだと思われます。

      ただ、これも「個人差」がありますので、あまり当てにならないと思われます。

      まとめますと、私のアドバイスとしては「術後の抗がん剤をやる必要がない可能性が若干あるので、セカンドオピニオンを受けたほうがいい」と思います。

      文章の内容だけではちょっと情報不足ですし、私の大腸がんに関する知識がもう古い可能性がありますので、ここは別の専門家にセカンドオピニオンを依頼し、意見を伺ったほうが良いと思います。

      奥さんの場合、治療方針をじっくり決めるための「時間」があるタイプのガンです。
      これは間違いありません。

      ここは遠慮せず、主治医にセカンドオピニオンを申し出たほうがいいと思います。
      出来れば、抗がん剤治療の専門家である「腫瘍内科医」に診せてもらったほうがいいでしょう。

      「場所が近いから、遠いから」という理由で、本当は診せたかった医者の受診を断念するべきではないと思います。一生懸命調べた結果、「本当に名医である」とひょろりんさんが確信した医者であれば、たとえ県外だろうとセカンドオピニオンに行くべきです。

      日本の医療は安価でレベルが高いと謳われていますが、実際は欧米と比べて低品質で杜撰です・・・。
      一部の医者は世界のトップレベルですが、地域医療は破壊しかかっていますし、都心の総合病院でも科によっては全然ダメ・・。有名な病院であっても医者の腕は全然ダメだと仰る医者がいます。

      そのような批判をする医者は、欧米に長期間勉強しにいった医者が多いので、欧米の視点から見ると、(一部を除けば)日本の医療は低品質に見えるのでしょう。そしてそれは事実なんだと思います。

      ですから、「医者探し」「病院探し」に手を抜くべきではないと思います。
      私はどの医者に当たるか、どの病院に行くかで「運命」が決まると本気で思っています。特に救急医療では、その傾向が顕著に出ると思っています。

      長々と書いてしまって申し訳ありませんが、少しでも参考になれば幸いです。
      奥様の快復を願っています。

      新里

    • ひょろりん より:

      新里様
      ご丁寧なご返信、アドバイス、本当に感謝します。
      有難うございました。
      おっしゃる事の意味が良くわかります。新里様へのメールの後ネット、友人知人等、色々情報収集しました。
      「今は慌ててはいけない」と言うのが結論です。
      パニック状態であった私に本当にご丁寧なアドバイス、重ねて御礼申し上げます。有難うございました。
      今後の進展につきましては、場合によってはまた駄文にてご意見を伺うことがあるかもしれませんがその節はご容赦していただければ幸甚です。
      今後もこのブログを引き続き拝見させていただきたいと思います。
      何卒よろしくお願い致します。

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