いい加減(良い加減)の話と、腰痛の話

こんにちは、新里です。

今日、いつもの日課である早朝ドライブをしていたのですが、やはりお盆休みということなのでしょうか、飲み屋街がいつにも増して賑わっているようでした。

十字路の信号待ちの間、飲み屋街へと続く道に目をやると、若い兄ちゃんが電柱に頭突きをしながら、気分悪そうにうずくまっています・・・。

そして、おそらく彼の友達である2人の兄ちゃんと、スナックのお姉ちゃん達が彼を解放しています。

彼らをなんとなく見ていたのですが、隣車線にいたタクシーが、

「乗っていくかい?(^_-)」

という意味のクラクションを鳴らしました。
すると2人の兄ちゃんたちは、

「ありがとう、大丈夫そうだからいいよ~、おじさん (^_^;)」

と、申し訳なさそうに手を振っていました。
双方とも笑っています。

私もつられて思わず笑みがこぼれました。
もちろん「苦笑」の笑みであることは言うまでもないのですが、

「若い連中は『加減』を知らないなぁー。
まぁ、若いから知らないんだろうなぁー。」

と思いつつ、『加減』を知らなかったがために、20代で癌を患った人がいることに気づき、彼らをバカにはできないことを悟って、そそくさと車を走らせました。

でもまぁ、若いうちは『いい加減(良い加減)』を知るためにも、多少の無理はしたほうがいいと思います。

だって『いい加減(良い加減)」って、究極的には他人から教わることは出来ないし、もちろん教えることも出来ないですよね?
自分自身で見つけていくものなのです。

酔いつぶれた彼は、日本酒一合も飲めない体質だったかもしれません。
しかしそれは、実際に飲んでみないと分からないものなのです。

友達に、

「いや、俺は一人で一升飲んでも平気だから、お前だって平気だよ。」

って、言われたとしましょう。
その友達は間違いなく強がっているでしょうが、仮にそれが事実だとしても、その事実が自動的に彼(他人)に当てはまるわけではありません。

「彼にとっての事実」は、「お酒を1合飲むと、死にそうになる」ことであり、
それは「お酒を飲んでみて初めて分かること」なのです。

一合飲んで潰れるのであれば、それが彼の「限界点」ということなので、その半分であれば楽しんで飲める可能性があります。
「限界点」が分かるからこそ、そのような判断が出来るのです。

客観的なデータは、「目安」にしかならない

もちろん、厚生労働省のような公的機関が、「一日許容摂取量」とか「最大無毒性量」などなど、客観的な指標を提示してくれてはいます。

それを参考にすることはもちろん重要ですが、あくまで「目安」にしか過ぎず、あなたに当てはまる数字かどうかは分かりません。

もっとたくさんお酒を飲んでも大丈夫かもしれませんし、あるいは少し飲んだだけで悪酔いする人もいます。

もっと言えば、国によっても基準量が違いますし、専門家の間でもそれぞれ主張が違います。

お酒は体に悪いと言う人もいれば、「百薬の長だ!」と言う人もいる・・・。
様々な意見があるなかで、一番信用すべきなのは、

実際に体の中に入れたときの、「体の反応」

です。自分の反応ですので、これがなによりも信用できるものなのです。

そしてこれは私の場合ですが、「体の反応」を見つつ、そこから自分にとっての『いい加減(良い加減)』を見つけるために、敢えてリスクをとります。

私はお酒を飲まないのでサプリメントを例にとりますが、
あえて体調を崩すくらい過剰摂取したり、様々な「無茶」をします。

運動の例で言えば、自分の体力の「限界点」を把握するために、敢えて5時間以上ぶっ続けでウォーキングをしたりします。

真夏の炎天下の沖縄で、です。10時間くらいやったこともあります。
(もちろん、おすすめはしませんが・・・。)

そうすることによって、酔いつぶれた彼のように、「自分にとっての限界点」を把握することが出来るのです。

こういう話をすると、必ず周りからキ○ガイ扱いされるし、「だからお前は若くして癌になるんだ」と言われるのですが、私はむしろ逆だと思うんですよね・・・。

昔の私はバカだったので、自分の「限界点」がどこなのか分かりませんでした。
分からなかったからこそ、ブレーキをかけることもしなかったのです。
際限なく体を傷つけ続けた結果、20代そこそこでガタがきたのではないか・・・。私はそのように理解しています。

ブレーキを上手くかけられるようになるためには、ある程度の「無茶」をする必要があると思います。
しかし、「限界点を探ろう」という意識のないまま、ただ単に夢中になり過ぎるのは怪我の元だし、そこから良い教訓を見出すことは出来ません。

実際のところ、私は癌になってからのほうが「無茶」をしているかもしれません。
抗癌剤を拒否するなど、無茶以外の何物でもありませんし、塩分を極力カットし、野菜ジュースを毎日3リットル以上飲むなど、正気の沙汰ではありません。

もちろん、体調を崩すことも多々ありましたが(苦笑)、結果的には健康を維持していますし、以前よりもはるかに体のことが分かるようになりました。

自分の「限界点」を知らない人は、自分の体のことがよく分かっていません。
もっと言えば、自分という人間についてもよく分かっていません。

よく分かっていないから、ブレーキをかけることも忘れるほど一生懸命になり、身体の悲鳴に気づくこともなく怪我をするのです。

怪我をしてしまうアスリートや、働き盛りで病気を患ってしまう人の共通点は、「自分の限界点」を知らないことだと思います。

「限界点」を把握できてはじめて『いい加減(良い加減)』を知ることができるし、それによって「自分という人間」もよく分かってきます。同じ過ちを犯している自分にも気付きやすくなりますし、それによって自ずと改善点も見つかりますから、(小さな失敗は犯しますが)大きな失敗を犯さなくなるのです。

電柱に頭突きを繰り返す彼は、頭の痛みを感じないほどの「限界点」に到達していたのだと思います。

これを機に、自分の『いい加減(良い加減)』を知り、賢く楽しいお酒を飲めるように成長して欲しいものです。

現在の腰痛について

・・・。今日は現在の腰痛の状況について書こうと思っていたのでした。

腰痛については、「限界点」が分からず、ブレーキをかけることも知らなかった時代から引き継いでいる「負の遺産」のようなものですが、現在は良くなったり悪くなったりを繰り返しています。

実は、少し前にもう1回MRIを撮りました。
前回は腰部だったので、今回は骨盤や股関節周辺を撮ってもらいました。

その結果が昨日出たのですが、画像所見では全く異常なし。
骨盤、股関節、関節周辺や筋肉に異常はないし、炎症も見られないとのことです。

骨や関節に異常がないのでホッとしたのと、
痛みの原因が分からないことによる不安が入り混じっているのが率直な感想です。

先生は、異常な所見は何もないので、気兼ねなく激しい運動をしてもいいと仰いますが、今までの経験から、「激しく動くと痛みがぶり返してくる」のは目に見えているんですよね・・・。

ストレッチやウォーキングは、やろうと思えば出来ますが、やってしまうと痛みは一生続くような気がします。

どうしたものでしょうかね・・・。
骨にも筋肉にも関節にも異常がないとなると、考えられる原因は「精神的なもの」です。

たしかに母の介護の件もあったので、相当のストレスがあったのは事実です。
一説によると、痛みを感じる脳機能の部分が過剰に反応していまい、ちょっとした刺激でも「痛み」を感じてしまうようになることもあるそうですが、痛めたのは今年の1月末の話ですから、あまり関係がないように思えます。

画像に映らない異常

あと考えられるのは、「画像に映らない異常」がある可能性です。
調べてみると「筋肉の拘縮」という現象があるようでして、これが私の症状に近いような気がしています。

腸腰筋の拘縮

先ほど『腸腰筋』の働きは「股関節の屈曲」だと説明しました。上の図は『腸腰筋』が働いて「筋肉が縮こまった」ときの筋肉の動きを表しています。

『腸腰筋』が働くと黄色の矢印の方向に筋肉が縮こまっていき、股関節は屈曲します。そのとき股関節の屈曲と一緒に、『腸腰筋』は図の右側の赤矢印のように腰を前に引っ張ります。柱にロープをくくりつけて、それを引っ張ってるようなカンジです。

そのため何かの原因で『腸腰筋』が縮こまりすぎると股関節は屈曲して、そのせいで腰が前に曲がってしまいます。ここでムリにからだを真っすぐしようとすれば、腰がグイグイ引っ張られるため腰痛が出てきます。

こうなると『腸腰筋』が伸びないような、腰を前にかがめた姿勢(正確には股関節を屈曲)をとるしかありません。

出典:腸腰筋が腰痛の原因!?腸腰筋による痛みの原因と簡単にできるストレッチを紹介:Rism鍼灸院

(※)リンク先の画像で「腰骨筋」と書かれている部分は、正しくは「腸骨筋」です。

私の骨盤は、まさに上記の説明のような状態になっています。

筋肉の拘縮による右側わん症

画像では分かりにくいかもしれませんが、右側の骨盤が持ち上がり、少し前にせり出しているような感じになっていて、自分では真っ直ぐ立っているつもりでも、右足が前に出て、「体が自然と左斜めを向いてしまう」感じになっています。

その姿勢ほうが楽なのです。
意識して姿勢を真っ直ぐにすると、痛みを生じます。

ということは、「腸腰筋群の拘縮」が痛みの原因かもしれません。
だとすると、体幹のさらに深部にある筋肉なだけに、回復するまでには時間がかかりそうです・・・。

看護師の友人の話だと、腕の筋肉(上腕二頭筋?)の拘縮が原因で肘の可動領域が狭くなった場合、「1日に10回、肘の曲げ伸ばしをゆっくり行う」そうです。

慎重に動かすことによって、少しずつ拘縮がほぐれていくのだと思います。

ストレッチは逆効果だった・・・。

何日くらい続けるとほぐれてくるのかは分かりませんが、おそらく相当かかるだろうし、ストレッチは刺激が強すぎて逆効果なのかもしれません・・・。

私は、「筋肉を柔らかくするにはストレッチが最適」だと思っていたのですが、どうもそうではないようですね。

  質問者 ストレッチをやってるんですが、全く変化がでないんです・・・。 接骨院院長のヨシマツタケシ&

私には「伸張反射」という知識がありませんでしたし、
ストレッチのやり方が完全に間違っていました・・・。

筋肉を徐々に伸ばしていくのではなく、勢いをつけて伸ばしていたので、たまに筋が切れたような痛みを感じることもありました。(苦笑)

でも、なんとなく股割りも出来るようになったし、筋を痛めても超回復をして「柔軟性のあるしなやかな筋(スジ)」に成長しているのではないかと(勝手に)思ってたのですが、おそらく伸張反射を強めただけで余計に筋肉をこわばらせる結果になったのではないかと、今では考えています。

正しくストレッチを行うには、この伸張反射という作用に配慮して行わなければなりません。

また、特定の部位の筋肉だけを集中的にストレッチするのではなく、全身の筋肉をバランスよくストレッチしないと、拮抗筋の関係で筋肉のバランスや関節の可動域も狭くなり、体のどこかに「こわばった部分」が出来るそうです。

私は腰痛持ちですから、腰を反らす動作がキツイです・・・。
ですからそのような動作は極力してこなかったのですが、そのことが原因で「使われない筋肉」が強張ってしまっていることも考えられます。

筋肉がこわばらない・固くならないようにするためには、(痛くない範囲で)全身をまんべんなく動かすことが大事らしいです。

デスクワーク中心でほぼ座りっぱなし・・・。
ウォーキングや筋トレはしてきましたが、全身をバランスよく動かしているとは到底言えない私としては、筋肉が強張っても仕方ないかもしれません(苦笑)。

しかも、最近は(痛みのために)全く運動していないので(汗)、なるべく体を動かさないといけない・・・。と思いつつ、動くと痛みがぶり返してしまうので、どうしたもんかなぁーと、頭を悩ませています。

「筋膜リリース」「筋膜はがし」というキーワードが気になっているのですが、
それについてはまだ詳しくは分かっていません。

ある程度勉強が進んだら、記事にしたいと思います。

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コメント

  1. Taku より:

    こんにちは。
    体調を崩してから、たまに読み物として読まさせていただいてます。
    さて腰痛に対してですが、

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    上記の整体の1番偉い方が、整形外科医紹介の五十肩の患者さんを、ものの10分程で治してたのを見たことがあります。

    私自身も別の難病で何度かお世話になり施術して頂いております。
    腰に対しても施術していただきましたがいかんせん私には大きく効果はなかったようです。

    そのような状況でご紹介するのも心苦しいのですが、
    こちらの1番偉い方は医師と協力して試行錯誤されてる方で、また情熱を持った方でした。
    もし興味があれば検討してみてください。

    • 新里(管理人) より:

      Taku様、コメントありがとうございます。

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      上記の整体の1番偉い方が、整形外科医紹介の五十肩の患者さんを、ものの10分程で治してたのを見たことがあります。

      情報ありがとうございます。
      あとでじっくり読ませて頂きます。

      腰痛に関しては、少しずつ良くなってきています。
      やっと最近辺りから、ウォーキングをやっても痛みをぶり返さなくなってきました。

      普段から「正しい姿勢」を意識することで改善してきた感じです。
      骨盤の右側が持ち上がっているので、意識して右側を下げるように普段から過ごしています。

      今後とも、よろしくお願いします。

      新里

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