2年目の内視鏡検査の結果

くゎっちー膳

おいしそうでしょ?(^ー^)

私の行きつけのお店でよく注文するやつです。

内視鏡の検査結果が良かったので、そのお祝いってことで久しぶりに家族で外食して来ました。先程帰ってきたところで、この記事を書いています。

内視鏡検査の結果、特に異常は見られませんでした。ポリープもなかったです。組織採取もありませんでした。

内科医A「腸の中もキレイですし、去年と比べると素晴らしいです。腸が若返ったみたいですね^^」

と、お医者さんも褒めてくれました。

なんか私のことはよく覚えていたらしく、「『若いのにお腹だけ後期高齢者』の人ですよね?」と、おっしゃっていました(笑)

あっ、医者がそんな風に患者(私)のことを言っていたわけではなく、去年私が下剤処理で苦しんでいるとき、自分で自虐的に

自分は「お腹は後期高齢者」なので1割負担でよろしいですかね?

と話したら、一同爆笑したので一発で覚えたそうです(笑)

今回の内視鏡検査も私を合わせて20名くらいいらっしゃっていて、待合室は重々しい空気が流れていたのですが、私の持ち前の明るさとガッツ(?)で空気を和ませることに成功ました。

やっぱりお年寄りばかりでしたが、「みんなでワイワイ楽しみながら下剤を飲んでいる光景は、長年やってるけど見たことないです(笑)」と看護士の方もおっしゃっていました。

大きな区切り

私は闘病生活2年目に突入していますが、今回はじめて1つ「大きな区切り」がついた感じがします。

私自身、試行錯誤しながら再発予防の為に様々なことを試してきましたが、今回の検査結果で「確実に効果を出している」ことが分かりました。

今までの内視鏡検査結果との違い

今回は前回と比べて、

  • 前処置が3時間も短縮できた。
  • 前回と比べて腸がとてもキレイだった。
  • 下剤(ニフレック)の量が1リットル少なく済んだ。
  • ポリープもなかった
  • 組織採取も必要なかった

ってことで、前回の記事で書いた目標を2つとも達成できました!!

「ポリープが出来なかった」というのは、小さいことのように思われるかもしれませんが、私にとっては大きな成果であり、手術後はじめての「目に見えた成果」でした。

私の大腸がんはステージⅢbでしたから、他の臓器への転移はありませんでした。

ですので、CT検査で毎回「異常なし」という結果が出ていても、それで状態が改善しているかどうかはよく分からなかったのです。

(1年前)相変わらず腸の中は汚かったですし、ポリープも2個出来ちゃってました・・・。「目に見えないガン細胞」が、確実に減っているかどうかも分かりません。

もしかしたら、この2年間は単に転移が見られなかっただけかもしれない・・・。他のガンと比べて進行が遅い大腸ガンですから、実はゆっくりと増殖している可能性もあるわけですね。

しかし、今回の検査結果は明らかに前回よりも良いので、状態は改善していると言ってもいいと思います。素直に嬉しいです。^^

ポリープ家系でも、再発を防げることが分かった

大腸ガン、ポリープは遺伝するか?・・・・・

遺伝子DNA(デオキシリボ核酸)
遺伝子DNA(デオキシリボ核酸)

ガンには遺伝するガンと遺伝しないガンがあります。

同じ消化器のガンでも食道ガン、胃がんに遺伝傾向は強くありませんが大腸がん、ポリープは非常に遺伝傾向が強いガンです

大腸がんの約半分が遺伝性と推測されています。このうち「家族性大腸ポリポーシス」「HNPCC」という二つの遺伝家系がよく研究され遺伝子も見つかっています。

大腸がんはいくつかのガン遺伝子の変化で発生します。

これらの方たちは生まれつきガン遺伝子が変化しているわけです

大腸がんの遺伝素因

出典:大腸ポリープは遺伝するか? – 大腸COM

◆ 大腸癌とポリープ切除、数年で再発の恐れ ◆

北里大学東病院消化器内科の五十嵐正広講師らは、早期大腸癌や大腸ポリープが、一度切除しても数年後に再発する確率が高いことを確かめた。治療後の定期的な健診の必要性を示す結果だ。

五十嵐講師らは、1986年から10年間大病院で大腸ポリープなどを治療した患者、計1465人を追跡調査したところ、術後5年以内に55%にポリープが、4%にがんが新たに発生していた。

また・最初の治療で多数のポリープや早期がんを切除した患者、・65才以上の高齢者の場合、さらに再発率が高いことも分かった。

(出典:日本消化器内視鏡学会・日本大腸肛門学会の合同シンポジウムで発表。)

大腸COMさんによれば、ポリープ・大腸がんは遺伝的要素で発症しやすいようです。

確かに私の家系や親戚には、ポリープを毎年切除している方が何人かいますし、大腸がんを患った方もいます。

また、私の両親も何回もポリープを切除していることを考えれば、やっぱり遺伝的要素が強いような感じもします。

さらに五十嵐さんが言われるように、ポリープは再発しやすいようですし、引用元がどこだったか忘れてしまいましたが、(苦笑)

ポリープが出来やすい人は、幼少の頃の食生活が大いに関係しており、ポリープを切除した後に食生活を改善しても、あまり効果は見られない

という説もありましたので、「大腸カメラとは長い付き合いになるな・・・。(´・ω・`)」と覚悟していたのですが、そうとも限らないようですね。

来年、再来年になると、またポリープができてくるかもしれませんが、とりあえず今のところは「食生活を含めた生活習慣全般を見直すことで、ポリープの再発は防げる」というのが私の持論になっています。

幼少の頃の生活を振り返ってみる

考えてみれば、私の小さい頃の食生活はひどいものでした。

ジャンクフード

「マク○ナ○ド」や「ケンタ○キーチ○ン」は週に何回も食べていましたし、父が軍雇用員ということもあり、基地内で食べられているビックサイズの欧米的な食べ物を、おみやげとしてよく家に持ち帰ってきてました。

そういうのは基地の外では売っていないですし、なかなか食べられませんから、子供の私としては物珍しいわけですね。喜んで食べていたわけです。

メタボリックピザやハンバーグを食べまくり、なんか変な色をしているジュースを飲みまくってました。

「高カロリー&高脂肪食」は本能で「おいしい!」と感じるそうですから、砂糖と同じで一種の麻薬みたいなものです。食べる量も際限なく増えてきてすぐに太りましたね。(^^;

それに今思い返してみると、「あれってかなりまずかったのかも・・・」と思われることがあります。

それはトイレの我慢です。

私は高校に上がる頃までトイレで大便をするのが非常に恥ずかしかったのです。

小便は普通に出来るのですが、大便は恥ずかしくて出来ませんでした(何故か高校に上がると普通に出来るようにはなりましたけど)。

時には何時間も大便を我慢して、休み時間にこっそり職員用のトイレや校外に出てトイレを借りていました。(苦笑)

そんな悪習慣を何年間も行ってきたわけですから、腸内環境も悪かったと思います。

すぐに排出すべきものを排出しなかったわけですから、便が腐敗し、それによって発生した発がん物質活性酸素によって、大腸を傷つけていたと思います。

肌荒れのメカニズム

便(老廃物)が長い間排出されずに腸に留まっていると、一部の便は腸から吸収され、血管内に進入して全身にまわります。

体の免疫機構は、その毒物をなんとかして体外に排出させようとしますから、にきび吹き出物などを作って皮膚から排出させます。

にきびや吹き出物が出来る原因は「油の摂り過ぎ」とかなんとか言われていますが、それは1つの要因であって本質ではありません。体内にある老廃物が、うまく排出されないことによって起こるのです。

(油脂も含め)体の中に溜まっている老廃物は、本来汗や小便や大便としてスムーズに排出されるべきものですが、体内が「下水道のドブ詰まり」のように老廃物で溢れかえっていると、排出が全く間に合わないので「にきび」や「吹き出物」を作ってでも体外に出そうとするのです。そのまま体内に置いておくと「危険」だからです。

「何故ドブ詰まりを起こしてしまうのか?」と言いますと、様々な原因が考えられますが、全ての原因に共通するのは新陳代謝が悪くなっていることです。

  • 食べ過ぎ、
  • ダイエットなどで食事を抜く、
  • 寝不足、
  • 働き過ぎ、
  • 運動不足、

こういうことが続くと、新陳代謝の「流れ」が滞ってきます。もちろん、トイレを我慢するのも新陳代謝を乱す原因のひとつです。(^^;

シミ、シワ、たるみ、セルライトも同じメカニズムで作られます。

つまり、ほとんどの肌荒れは、体内でドブ詰まりを起こしてしまっていることが根本にあり、老廃物を皮膚の表面に「隔離」した結果なのです。

これね、セルライトが出来てしまったり、吹き出物が出来てしまったり・・・、皮膚の表面に老廃物が隔離されている程度であれば、まだいいんですよ。まだ新陳代謝が健全に働いているほうなんです。

セキュリティソフトも、ウイルスに感染した瞬間、PCのどこかにウイルスを「隔離」しますよね。そうやってウイルスが悪さできないようにしているのです。これと同じことが体の中でも起こっているわけですね。

問題は、ドブ詰まりを起こしているのに吹き出物やセルライト「すら」出来なくなったときです。

これは新陳代謝がほとんど機能していないという証拠であり、老廃物をうまく体外に排出することが出来ずに、体の内側に溜め込んでしまっている状況なのです。これが内臓脂肪というやつです。

内臓脂肪がどれだけ恐ろしいものかは、ちょっと長くなるので省きますが、一言で言ってしまえば、あらゆる生活習慣病の原因になります。

しかも、いったんつきはじめたら運動しても食事制限してもなかなかとれないというオマケ付です。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

食事や運動以外にも色々なことをやらなければいけなくなるのですね。

吹き出物やセルライトがない人は、肌がキレイなので見た目は美しいのですが、内臓脂肪が溜まっているかどうかは、見た目では分かりません。

スレンダーで健康そうに見える人でも、内臓脂肪がぎっしりついてることもあります。肌荒れより、もっとひどい状況になっちゃっている可能性もあるのです。

表には見えず、むしろ体の奥に少しずつ溜まっていくものですから、余計タチが悪いのです。

習慣の積み重ねが、やがて「体質」になる

そう考えると、私の学生時代は万年ニキビ面でしたから、まだましだったのかもしれません。(笑)

でも、成長期ですから新陳代謝が活発なのは当たり前だし、むしろその時期に内臓脂肪がついていたとしたら、よっぽど生活習慣が悪いということですよね。(^^;

いつもトイレを我慢していた私の体は、悲鳴をあげつつも「なんとかしてこの老廃物を排出しよう!(;`皿´)」と、必死で頑張ってくれてたんだと思います。そのおかげでニキビ面になったのですね・・・。

ただ、トイレの我慢を繰り返していくうちに、私の遺伝子は、

体の中が汚れてきたら、ニキビを作って排出すればいいんだ( ̄ー ̄)ニヤリッ

と、学習してしまったんですね。

「便で汚れを排出できないんだからしょうがない・・・、ニキビとして排出してしまえ!」となって、どんどんニキビが作られるようになるのです。これが、

「体質」が形成された

ということです。


ここで述べられている「遺伝子が学習する」とか「体質がどのように形成されていくのか」という話は、推測や経験に基づいた私の持論が入っています。

同じようなことを主張している遺伝子学者もいますが、この説は肯定もされていなければ否定もされていません。

つまり、「グレーな話」なので、これから先の話はあまり真に受けずに、話半分で読んでいただけたらと思います。m(_ _)m

個人的には正しいと思っています。

【追記:2013年5月16日】


今でこそ私はニキビや吹き出物は全くないのですが、それでもあの時に形成された「ニキビができやすい体質」は未だに改善されていません。

例えば夜更かししたり、食べ過ぎたり・・・、つまり「新陳代謝を乱すようなこと」を少しでもすると、次の日には額に吹き出物が出来ています・・・。(´・ω・`)

こういう人、他にもいるでしょう?読んでいて思い当たる方もいらっしゃると思いますが、この体質は「天から与えられたもの」では必ずしもなく、あなたが生まれてから現在までに積み重ねてきた生活の結果、獲得した「体質」なのです。そして、

いったん作られた体質は、ちょっとやそっとでは改善されないのです。

「今までの積み重ね」で成り立っているのですから、それを解きほぐすのに時間がかかるのは当然です。

逆に言えば、「悪い体質」も、ちょっとやそっとでは形成されません。

あの当時、「トイレを我慢してしまう習慣」をすぐに直していれば、にきびができてもすぐに治ってしまい、「にきびが出来ることが私の体質になる」ところまではいかなかったでしょう。

つまり、習慣の積み重ねによって、DNAの設計図が少しずつ変化し、体質が形成されるのです。

そして、設計図の変化の仕方は人によって異なり、

  • ある人はニキビが出来やすくなったり、
  • ある人は口内炎が出来やすくなったり、
  • ある人はお酒に弱い体質になったり、
  • ある人は血圧が上がりやすい体質になったり、
  • ある人はガンが出来やすい体質になったり、

などなど、色々なパターンがあると思うのです。

もちろん「持って生まれたもの(先天的なもの)」もあるでしょうが、大部分は後天的に獲得するものであると考えています。

たとえ「持って生まれたもの(先天的なもの)」だったとしても、ある程度までは後天的に改善出来るでしょう。じゃないと、今年もポリープが出来ているはずですからね。

私はこうやってポリープ体質を治した!

確かに先生方が言うように、ポリープや大腸がんは遺伝や体質が大きく関わっていると思います。そして、それらはなかなか変わらないものであることも事実でしょう。

しかし、「不変」なものでもありません。

遺伝子研究の権威である村上和雄さんによると、全ての遺伝情報は万人に備わっているらしく、「天才と凡人の違い」や「健康な人と先天的異常がある人の違い」は、遺伝子が活性化しているか、していないかの違いに過ぎない。と主張されています。

さらに、遺伝子が活性化しているかどうかは、「ある程度傾向はあるものの、常に揺れ動いていてダイナミックなものである」そうです。

私の感覚では、「常に揺れ動いていてダイナミックなものである」どころか、凝り固まってなかなか変わらないという印象なんですけどね。(苦笑)そう簡単に「遺伝情報」や「体質」は変わるものじゃないと思うんで・・・。

でも、権威者が言うんだからおそらく間違いないだろうと思いますし、現実に「もう変わらない」と思っていた私の「ポリープ体質」は変わりました。

おそらく、私がこの2年間で取り組んだ様々なことが、「ポリープ遺伝子(そんなのがあるのか分からないが)」を不活性化させる方向に働いたのだと思います。

「では、一体何をしてきたのか?」

おそらくこれがあなたの1番知りたいことだと思うので、最後にこれについて解説して、今回の記事を締めることとします。(今日はもうゆっくり余韻に浸りたいと思います^^)

たくさん思い当たることはあるのですが、あんまりたくさん挙げてもあれなんで、6つくらいに絞り、重要度の高いものから紹介していきます。

まず、基本的な考え方から述べますと、ポリープは、便が長い間腸に留まっていることによって腐敗が進み、有毒物質(発がん物質)を発生させてしまうことによって腸壁を傷つけることが原因です。

ですから対策法としては、

  • 便が腐敗する前に、さっさと排出してしまうこと
  • たとえ腐敗して有害物質を発生させても、腸内細菌を整えることにより、害を少しでも減らすこと

この2点に尽きると思います。ですからこれから述べる対策法も、この2つのどれか(もしくは全て)に当てはまります。ではではいきましょう!

交感神経と副交感神経のバランスを整える

なんだかんだいって、これが一番大事ですね。

人間生きている限りは常にこの2つの神経が働いているので、ここを改善すれば24時間365日、ノンストップで腸に好影響を与え続けることが出来ます。もちろん腸だけではなく、全ての内臓器官の働きが好転します。

具体的に言いますと、副交感神経が優位なときに胃腸の働きが最も良くなり、消化吸収スピードが早くなり、スムーズに排出されるようになります。

また、副交感神経が優位になるだけで腸内細菌のバランスが良くなり、便が腐敗しにくくなりますし、免疫細胞が通常より数倍活性化されるようです。どうやら「笑うこと」が一番良いようです。(参考 → 笑いと健康啓発冊子 [PDFファイル/985KB] – 大阪府

こんなに安上がりで驚異的な効果をあげる健康法は他にはありません。なにせ無料ですから(笑)

交感神経と副交感神経の最適なバランスをとるには、なるべくリラックスするように心掛けることですが、ガン患者にとっては非常に難しいことです。

私自身も定期検査が近づくにつれ、どうしても不安が強くなりますから自律神経をうまくコントロール出来ているとはとても言えませんが、そこは乗り越えなければいけない。

「毎日意識してリラックスすること」を心掛けていれば、いつの間にか意識しなくても出来るようになっていると思います。

サイモントン療法とか瞑想とか、リラックス法は色々あるけども、「近道」はないと思って下さい。それをやっている時だけリラックス出来てても意味がないからです。

起きている間、出来るだけリラックスした状態を保つ

これを常に意識して生活することが最も効果的な訓練になります。

私もまだ「どんな時でもリラックス状態になれる」領域まではいってないけども、ここでも継続することにより「いつでもリラックス出来る体質」が作られると思っています。

毎日適度な運動を行う

ウォーキング等の軽い刺激を、長時間、しかもリズミカルに与えることで、強制的に副交感神経が優位になってきます。

もちろん、息が「ハァ、ハァ」するような強い刺激のものはダメですし、自分が心の底から楽しめるものでなければダメです。この2つを満たしている運動をやれば、どんなにネガティブ思考が凝り固まっている人でも気分が和らいでリラックス出来ると思います。

私は運動が嫌いです

と言う人には、「工夫して下さい」としか言いようがありません。

別にスポーツである必要はありませんし、買い物でもいいし、家事でもいいし、「楽しんで体を動かせる」ことならなんでもいいんです。(※もちろん、ある程度の運動強度は必要です)

私の場合はウォーキングを毎日2時間以上行っているのですが、それだけやると仕事の時間がかなりとられるんですね・・・。

ですから、仕事のことを考えながら、思いついたことはiPhoneのEvernoteという「メモ帳」みたいなアプリがあるのですが、それに思いついたアイディアをどんどん打っています。工夫次第で仕事と運動を両立できるのです。

あとは歩きながらセミナー音声を聞いたり、オーディオブックを聞いたり、疲れてきたら、ニコニコ動画などの笑える動画を再生し、音声だけを聞いて頭の疲れを癒しています。(笑)とにかく、色々工夫出来ることは確かです。

「適度な運動なら何でもいい」と書きましたが、できれば長時間行って下さい。具体的には、1日1時間以上です。

「長時間低刺激の運動」の1番の利点は、便の通過時間を半分にできることです。

他に便の通過時間を短縮する効果があるものとして「食物繊維を多く摂取すること」や、「乳酸菌や発酵食品を毎日食べる」ことが挙げられますが、運動の比ではありません。

身体運動が消化吸収に及ぼす影響について検討した。1)イヌを用いた実験では、イヌに慢性胃・大腸瘻を造設し、運動が食物の消化管通過時間,胃、小腸、大腸運動機能などに与える影響を検討した。牛乳は運動の有無に関係なく小腸ですべて吸収され、消化管通過時間の測定が不能であった。固型食(肉)の消化吸収は血中脂質を測定して検討した。固...

若い女性の食物体内通過は67.9時間だそうです・・・。
3日近く食べたものが体内に留まっているってことです。体内は温かいですから、そりゃー腐敗しますし、それにとおもなって腸内は当然のごとく汚れちゃいます・・・。

参考記事によると、運動の場合、腸内通過時間が半減するのに対し、食物繊維をサプリメントで摂ったとしても、3分の2のほどの短縮時間です。(これでもかなりの効果ですけどね)

逆にサプリで食物繊維を摂ると、過剰摂取により腸壁を傷つける危険性もあるそうです。

大腸がん予防とプロバイオティクス

過剰摂取の危険性もあると思いますが、食物繊維の種類にもよると思います。食物繊維の中で最も優れていると言われているのは、キノコやパン酵母の食物繊維(β1,3Dグルカン)米糠由来の食物繊維(フィチンとセルロース)で、この2つは免疫賦活作用があるとして、多数論文が出されています。

私は両方のサプリメントを摂っていますし、さらに白米より食物繊維が8倍も含まれている玄米を食べていますから、「食物繊維の過剰摂取の心配はない」と個人的には思っています。

もちろん運動もしっかりやり、食物繊維もしっかり摂ることがベストです。

腹7分を心掛ける

食べ過ぎると、消化吸収に負担がかかって未消化物が増えますから、腸を汚してしまいます。

ですから腹7分程度に食事量を抑えることで、未消化物を極力減らすことが出来ますし、発がん物質を発生させる前に便をスムーズに排出することが出来ます。

栄養バランスを考えながら腹7分程度に抑えるのは難しそうに感じるかもしれませんが、私の場合はあまり細かいことは気にせずに、「野菜2皿、肉類1皿、あとは玄米、できれば汁物付き」という感じで食事メニューを考えています。それで良い結果を残せています。

(もう何回書いたか知りませんが 汗)食事療法は続けないと意味がありませんから、難しいこと考えず、出来るだけ手間がかからないもの、シンプルなものであるべきだと思います。

文章読んでて気づいている人もいるでしょうが、私は完璧主義者で、かなり細かいことを気にするタイプです。(苦笑)ですから食事療法についても相当学びました。

東洋・西洋の伝統的な食事の特徴と、その地域の疾病率や男女の平均寿命など、公の機関のサイトに行って統計データを片っ端から調べつくして行き着いた結論は、

五大栄養素をバランス良く摂る

という「ごくごく当たり前のこと」だったのです。そして、伝統的な日本料理に、欧米的な食事が程よく混ざった「現代の日本食」がベストであるという結論に達しました。

これについては異論がある人もたくさんいらっしゃると思います。関連記事を以前に書いていますので、もし興味があればお読み下さいませ。その上で異論や質問があれば、コメントをいただければ幸いです。

とにかく、細かいことを気にする私が、細かいこと&複雑なことを調べ尽くして、「Simple is best(シンプル・イズ・ベスト)」に辿り着いたってことが分かっていただければ十分です。(笑)

私の食事療法の基本は、「野菜2皿、肉類1皿、あとは玄米、できれば汁物付き」がまず土台にあり、その上で大量の野菜&果物ジュースサプリメントを摂ることです。

食事に関しておおざっぱに言えばこれで終わりです。もちろん細かいことは色々ありますが、それは他の記事を読んで頂ければと思います。m(_ _)m

ヤクルト400&ミルミル

乳酸菌飲料でこれ以上の物はないと思います。
1本あたり400億個の菌は、数ある乳酸菌食品の中でもダントツです。

ヤクルト400&ミルミルが大腸がん再発のリスクを抑えるらしい
先程、定期購入しているヤクルト400が届きました。 2週間前からヤクルト400を飲んでいるのですが、今回からミルミルSも定期購...

腸内細菌のバランスを整える為には、上で書いたように「リラックスすること」「適度な運動をすること」「腹7分の食事を心掛ける」ことが重要だと私は考えていますが、その次くらいに重要なのが、「乳酸菌飲料(食品)と発酵食品を定期的に食べること」だと思っています。

発酵食品に関して言えば、私は納豆を毎日食べるようにしていますし、乳酸菌飲料(食品)に関して言えば、ヤクルト400&ミルミルを朝食後と夕食後に飲むようにしています。

もちろん、ヤクルトや納豆に固執せず、様々な食品から乳酸菌飲料(食品)と発酵食品を食べることが非常に大切です。

良いものだからといって、偏った食べ方をすれば、栄養バランスが偏ってしまいます。「栄養バランスが摂れていることが、健康である」ということです。過少でも過多でもダメなのです。

主食を玄米にする

上で書いたことと関連しますが、玄米を食べることによって食物繊維をたっぷり摂れます。

もちろん食物繊維も玄米からだけではなく、豆や海藻類、特に緑黄色野菜から摂ることが大切ですが、食物繊維の「質」としては、米糠由来の食物繊維(フィチンとセルロース)が最上級です。米糠をごっそり削ぎ取った白米はただの砂糖に過ぎません。

キノコやパン酵母の食物繊維(β1,3Dグルカン)のほうが優れているという意見もありますので、できるならどっちもとったほうがいいのですが、米糠由来の食物繊維(フィチンとセルロース)の場合、以前の記事で解説したように、様々なアプローチで抗がん作用免疫賦活作用を発揮するので、費用対効果も考えると「抗がん食品」としては玄米のほうが優れていると思います。

そろそろ玄米が「健康食」か「不健康食」かに決着をつけようと思う
大腸がんの手術から、1年と3ヶ月が過ぎました。完治(再発なしで5年経過が一つの目安)まではほど遠いですが、抗がん剤治療をせずに、...

さらに玄米には豊富な栄養成分が含まれているので、ポリープだけではなく、体全体の健康や美容にも効果のある食べ物だと思います。

ただし、間違った調理法をしてしまうと、有害にしかなりません。

理由は以前の記事で述べているので省きますが、「玄米はガンに効くらしい(°o°;;」ということだけが声高に叫ばれている一方で、その毒性に関してはあまり語られていないか、もしくは間違っている情報を垂れ流しているサイトが多いのは、「かなり悲惨な状況にある」と言わざるを得ません。

このままでは玄米食で体調を崩される方々が続出し、(現に増えています)玄米に対する誤った評価・レッテルがつけられかねません。

それは哀しいことだし、今ガンと闘っている人達だけではなく、未来のガン患者さんの人生を潰すことにもつながると私は思っています。

正しい調理によって潜在能力を引き出された玄米は、強力な解毒効果抗がん剤並みの抗がん作用があります。巷のサイトで騒がれているような「ミネラル欠乏」も起こりません。勉強不足な人がそう言っているだけです・・・。

私は2年以上玄米を食べ続けて、抗がん剤治療なしでここまできているわけですから、「玄米を食べるべき」と、自信をもっておすすめすることができます。

5年以上再発なしのガン患者が明かす!玄米食のデメリットとは?
こんにちは、この記事は玄米シリーズの第2作目です。前回は玄米の良いところばっかり書きましたが、今回は悪いところを取り上げてみます。 ...
玄米を短時間で発芽させ、旨み成分を十二分に引き出し、白米よりふっくら炊き上げる方法
玄米に含まれている毒を無毒化したうえで、栄養素が吸収しやすくなる「特別な炊き方」をご紹介します。

肉と緑黄色野菜をたっぷり摂る

(かつて)世界一の長寿地域であり、ガンや生活習慣病の罹患率も全国一低い大宜味村の高齢者が何を食べているかご存知でしょうか?それは「肉」「緑黄色野菜」です。

日本一短命な村の高齢者と日本一長寿な村の食事摂取量の比較

日本一短命な村の高齢者の食事摂取量と比較すると、「どんな食べ物が健康長寿に貢献しているのか?」は、一目瞭然でしょう。摂取量が明らかに違うのは、「肉類」「緑黄色野菜」です。2倍から3倍以上違います。

因みに、このN村がある県は、不名誉なことに「栄養失調死・餓死者数」「高齢うつ病数」「ガン患者・高齢ガン患者数」「卵巣がん死亡者数」「大腸がん死亡者数」「胃がん死亡者数」「脳梗塞死亡者数」が、全国一高い県です。

健康・病気に関する都道府県別統計データを単位人口あたりの数値で比較。県民性を数字で表します。

このことからも、「肉(動物性たんぱく質)が体に悪い」説がいかに悪質なデマであるかが分かるでしょう。

「肉の食べ過ぎが悪い」と言われているけども、20年前から肉の摂取量はどんどん減ってきています。肉だけではなく、1995年頃から全ての栄養素の摂取量が減り続けています。摂取カロリー(kcal)に至っては、終戦直後より少ないのです。

日本人の栄養素摂取量の推移
出典:食べる純炭的に炭水化物ダイエットを考える - 食べる純炭粉末「きよら」ブログ

つまり、大腸がんの原因は「食の欧米化」ではありません。

15年前から肉も脂肪も食べなくなってきているのに、年々大腸がんが増え続けている説明がつきません。(信じられないかもしれませんが)私の地元である沖縄なんか、昭和57年度から動物性たんぱく質摂取量が減り続けています。

本当の原因は、食物繊維の摂取量が減ったことです。

野菜や米や果物を食べなくなったことで食物繊維摂取量が減り、便が腸の中で長い間滞留するようになったのです。

そして便が腐敗し、発がん物質を発生させ、腸壁を傷つけ、ポリープや大腸がんを発生させるのです。

私も「肉を食べるとガンの勢いが増し、増殖する」と思っていましたから、肉や乳製品を1年以上全く食べていませんでした。

しかしその後、誤りに気づき、今では積極的に肉や卵を食べるようにしています。それどころかプロテインも摂っていますからね。(笑)タンパク質摂取が全然足りないと思っていますし、「タンパク質摂取こそが、ガン克服の要になる」と確信しています。

もちろん、「動物性タンパク質や脂質が腸内で腐敗しやすい栄養素である」ことは間違いありません。しかしそれは、食物繊維や乳酸菌、そして運動することによって十分にカバーできる問題なのです。

現に私は肉や卵をたくさん食べるようになったにも関わらず、2年目の検査ではポリープが出来ていませんでした。それは「運動」「食物繊維(玄米・緑黄色野菜・果物)」「乳酸菌」などでしっかりカバー出来たからだと思います。

腐敗しやすいというデメリットはありますけども、それを極端に制限することのほうがはるかにデメリットが大きいです。

体の構成要素【骨格・筋肉・内臓・血管(血液)・神経・ホルモン】のほとんどは、「水」と「タンパク質」と「脂質」で作られていますから、(90%以上)これらを極端に制限すれば、人体が正常に機能しなくなるのです。

大好きな肉を制限する必要は全くありません。むしろ積極的に食べ、同時に緑黄色野菜もしっかり摂って下さい。それが人口の大部分が高齢者であるにも関わらず、ガン罹患率が低い大宜味村の食生活であることを知っていただきたいと思います。

むしろ、肉を極端に制限しているガン患者や現代の若者のなかに「異変」が起こっています。それについての考察は前回の記事でやっていますので、興味のある方は読んで下さいませ。(参考 → マクロビオティックやゲルソン療法等の食事療法は、うつ病&短命量産食です


以上、6つ挙げてみました。少しでも参考になれば幸いです。

いったん作られた体質は、ちょっとやそっとでは改善されない。

これは誰でも納得出来ることだと思います。

簡単に痩せることは出来ないし、もちろん簡単に太ることも出来ない。身長の低い人が簡単に高くなれるわけではないし、体に染み付いた癖を簡単に直すことも出来ない。

しかし、「毎日の積み重ね」によって、それは可能になるのです。今回の結果で確信しました。

ただし、時間はかかります。

「体の全ての細胞が入れ替わるのは、およそ2年くらいかかる」と言われています。人によっては6年くらいかかるそうです。

私の場合は2年で済んだようですが、それでも2年くらいはかかるのです。

なんでもそうだと思うのですが、「続けること」がやっぱり一番大事だと思うんです。

そして、継続する為には「続けられる工夫」が必要不可欠だと思います。

努力と根性を振り絞って頑張っても、続けられないものは続けられません。いつか必ず気持ちがポッキリと折れてしまい、挫折して元の生活に戻ってしまうでしょう。

努力と根性は日本の悪しき伝統
目次 自分の本当の感情に気づいていますか? マインドより大切なもの 「ビジネスマインド」という胡散臭さ ...

もし、「なかなか続けられない・・・(´;ω;`)」と、気持ちが萎えそうになっちゃってる人は、頭を使って「楽しめるように工夫すること」です。

人によって「楽しい!(*^▽^*)」と感じる部分は違いますから、これは自分で創り上げるべきものであり、あなたしか出来ないことなのです。

私がここまでこれたのは、その工夫を怠らなかったことに尽きるのです。

このブログの運営は、皆様の「支援」によって成り立っています。

ご支援のお願い
私が目指しているもの

コメント

  1. chia より:

    初めまして、chiaと申します。私は33歳になった今年、ガンとわかりました。まだがんと知って日が浅い私にとって、新里さんの記事はとても参考になりました。ありがとうございます。

    野菜ジュースはこちらの記事を拝見する前に、友人の勧めで同じくピカイチ野菜くんの人参を購入していたので勝手に共感させて頂きました!まだ早期らしいので食事を大幅に変えることは医師から肯定されませんでしたが、野菜ジュースはがんでなくても体にいいと思い、大量ではないですが続けて飲んでいます。3~4㎝と言われていた腫瘍が実は6㎝程度だったことで、地元病院での内視鏡手術が中断となり、そこから紹介されて今度国立がんセンターで内視鏡ESD手術をする予定です。その前の事前検査で、遺伝的なものがあるのかどうかも検査することになりそうです。

    私も新里さんのように前向きに頑張りたいです!また拝見させていただきます!これからもよろしくお願いいたします!

    • s___shin より:

       chia様、コメントありがとうございます。

      年も近いですね^^ ある意味体力のあるうちに「健康の大切さ」に気づく事が出来たので良かったのでは? と、私自身は無理矢理思い込んでいます^^

      手術が無事に終わることを祈っています。

      私もまだまだこれからです。

      お互い頑張りましょうね!

      新里

トップへ戻る