大腸がん手術から1年後の検査の結果

手術から1年後の検査結果

昨日は、血液検査、CT検査、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の検査結果の説明を受ける日でした。

正午に予約が入っているので、AM11:30ぐらいには病院に向かいました。

父がどうしても一緒に行きたいというので、付き添ってもらいました。

まあ、気持ちは分かります。

体重、血圧を測り、待つこと約一時間。

看護士さんに呼ばれ、中に入りました。

以下に、担当医のA先生からコピーしてもらったCF(大腸内視鏡)の所見、CT検査の所見、組織診報告書(病理組織診断と所見)を転載します。

CF(大腸内視鏡)の所見、CT検査の所見

H23/03/18:・所見(CF)
※S状結腸Ca術後
[最深観察撮]回盲部小腸まで(到達時間:8分)
盲腸:1-2mm大の白色隆起あり生検①(炎症性変化?)
上行結腸:異常なし
横行結腸:異常なし
下行結腸:異常なし
直腸 :肛門より18cmの部位に吻合部あり.吻合部に明かな再発・狭窄所見なし。

吻合部上に2mm大の発赤調のポリープ2カ所あり,それぞれ生検②,生検③.
肛門管:異常なし
診断名:大腸ポリープ
診断名:S状結腸切除後
病変部位:盲腸(C)・直腸S状部(RS)
処置:Biopsy
病理提出:あり。
フォローアップ:1年後
H23/03月6:所見
・明らかな肝転移を示唆する所見は認めません。
・胆嚢及び膵、腎、副腎に明らかな異常所見なし。

H23/03/16:診断
胸腹部CT:明らかな再発・転移を疑う所見なし。
骨盤部に少量の腹水貯留あり。
H23/03/16:所見
*前回腹部CT(2010.10.1)、胸腹部CT(2010.3.26)参照
・S状結腸切除後。吻合部に明らかな腫癌性病変は指摘できません。
・骨盤部にごく少量の腹水貯留あり。
・明らかな肝転移を示唆する所見は認めません。
・胆嚢及び膵、腎、副腎に明らかな異常所見なし。
・牌の低吸収域は前回同様で明らかな増大傾向は認めず、嚢胞やリンパ管腫として矛盾しません。
・両側肺野にも腫癌性病変や活動性炎症を疑う所見は認められない。
・胸水なし。
・有意なリンパ節腫大なし。
・骨に明らかな腫癌なし。

組織診報告書(病理組織診断と所見)

<病理組織診断>
1)Cecalmucosawithlymphfbllicle,Groupl,biopsy.
2,3)Rectalmucosawithgranulationandatypia,Group2,biopsy.

<所見>
1)盲腸からの生検材料。粘膜下層に小リンパ濾胞の形成がみられますが、標本中に特異的な炎症所見や腫瘍性変化はみられません。
2,3)いずれも直腸からの生検材料。上皮への粘液の貯留と、間質への炎症細胞浸潤ならびに肉芽組織の形成がみられる大腸粘膜が採取されています。上皮の一部に再生に伴うと考えられる異型がみられており、念のためフォローをお願いします。
標本中に特異的な炎症所見はみられません。

これを要約してA先生が読み上げて、最後に一言、

A先生:「つまり、再発・転移は見られないということです。おめでとうございます!」

A先生がこう言われた時、父は泣きそうになっていました。

私も一安心です^^

まあ、でもこれしきのことで安心してはいけない、まだ一年目。

さらに気を引き締めていこうという気持ちで頑張っていきます!

今回の検査結果の不安点

再発・転移がなかったとはいえ、不安点がいくつか残ります。

骨盤部に少量の腹水があったこと

これは前回のCT検査では確認されませんでした。

つまり、この半年の間に形成されたものです。

「この骨盤の腹水というのは問題はないのですか?」

と聞いたところ、「少量なので問題はない。ただ、男性で骨盤に腹水が溜まるというのは珍しい」と言われました。

(安心していいのやら、ダメなのやら(; ̄ー ̄A アセアセ・・・)

ただ、教えてGooなどの回答を見てみると、正常な人でも骨盤(ダグラス窩という骨盤内のくぼみ)に少しだけ腹水が溜まることがあるそうなので、少しだけ安心。

あと、<腹水について>を見てみると、腹水が溜まる原因としては、

  • 水分の吸収が少ない場合、
  • 腹水のできる量が多い場合、
  • 腹水の流れが妨げられている場合、

の3つがあるそうです。

私の場合、上の2つが当てはまりそうですが、肝臓の数値も悪くないし、アルブミンの数値も正常です。(※アルブミンは、腹水の再吸収に深く関わっている蛋白質です)

A先生の話だと、「ごく少量なので心配する必要はない、経過を見ていきましょう」とのこと。なので、あまり気にしないことにします。

もしこの記事を読んでいる方で、「骨盤に腹水が溜まる」ことについて、見識をお持ちの方がいらっしゃれば、もしよかったらコメントを下さい。よろしくお願いしますm(_ _)m

血液関連の数値が下がっている事

腫瘍マーカーの数値を見てみると、

CEA: 1.0 → 0.8

CA19-9: 5以下 → 11

でした。

うちの病院は、CEAは0.5から下は「0.5以下」。

CA19-9は、5から下は「5以下」と表示されます。

今回はCA19-9が上昇しているので気になりますが、正常値の範囲内ですので良しとします。

そもそも、腫瘍マーカーはあまり当てにならないらしいです。

大腸ガンの場合、腫瘍マーカーは上記のCEACA19-9をチェックします。

正常値の範囲は、

CEAの場合、0~5.0。

CA19-9の場合、0~37です。

ただ、「擬陽性」といって何の異常もないのに数値が上がることもあるので、確実なことはCTを撮ってみないと分からないそうです。

まれに、進行ガンの場合でも腫瘍マーカーが正常値の範囲の人もいます。

私の場合がそうでした。

病院から渡されたもろもろの資料や領収書を保管してあるので、それを引っ張り出してきて平成22年3月19日に行った血液検査の資料を確認しました。この時は「まだ手術が行われていない段階」なので腫瘍マーカー値は高そうに見えるのですが、これを見ると、

CEA: 0.6

CA19-9: 5以下

今回の結果より全然いいじゃん・・・。(´・ω・`)

ですので、腫瘍マーカーはほんとに当てにならないですね。

また、「5 → 50」のように、腫瘍マーカーの数値が急激に上昇した場合には再発の可能性が高いらしいです。この場合の信頼性は高いそうです。


 ~ 追記:2013年5月13日 ~ 

腫瘍マーカーの誤解については、下記の記事が参考になります。
抗ガン剤治療と免疫治療に関する話題を中心に医療の現場から語られているブログで抗がん剤治療の功罪について非常に参考になります。

私も抗がん剤治療を受けようかどうかを判断する時に、かなり参考にさせてもらいました。

また、腫瘍マーカーについて知りたいならば、下記のサイトが基礎から解説されています

がんの診断や治療後の経過観察、再発や転移の発見に有効な腫瘍マーカーの基準値や種類、その特徴を解説しています。がん以外の病気でも異常値を示すため、数値に一喜一憂しないで他の検査と総合的に診断を行うことが重要です。

あと、血液検査の結果を見てみると、前回と比べて貧血の具合が進んでいるように思えます。

昔から貧血気味なのですが、貧血とガンは大いに関係があるといわれています。

この数値の変化は、最近患った原因不明の腹痛と関係があるのかどうか分かりませんが、貧血には注意しようと思います。

「血液検査で分かる各々の数値をどう読めばいいのか?」は、まだ詳しく勉強していませんので、そのうち調べて記事にしたいと思っています。

ポート抜去

明日、ポートを取る手術を受けます。

30分~1時間ぐらいで終わる簡単な手術ですが、最近沖縄の有名な病院でカテーテルの手術ミスがあったのでちょっと心配ですが、(汗)まぁ大丈夫でしょう。

とりあえず、1年経過出来ました。

油断は出来ませんが、今は素直に喜んでいます^^

明日ポートを撤去し、また3ヵ月後の定期検査を無事に終えるように養生したいと思います。

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コメント

  1. まこ より:

    ありがとうございます。記事、参考にしています。

    早速、オススメされているジューサーを購入しようと思います。

    2歳のムスメの育児と、大腸がんの夫の世話で、いろいろ厳しい毎日ですが、新里さんの記事を励みに、頑張ります。

    くれぐれもお身体ご自愛ください。

    • 新里(管理人) より:

      まこ様、コメントありがとうございます。

      2歳のお子さんがいるということは、私と同じくらいの歳ですか?
      なら、なおさらお二人がしっかりしなければいけませんね。(笑)

      友人がもう少しで子供を授かりそうなのですが、育児をされている方は本当に大変そうでもある反面、幸せそうでもあるのでうらやましいです。

      旦那様は守らなければならないものもあるので、必ず病気に打ち克ってくれると思いますよ。
      お互い、楽しみながら生きていきましょう。それが病気に打ち克つ秘訣だと思います。

      旦那様の回復を願っています。

      新里

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