退院後、自宅で初の夜明けを迎えた時はとても気持ちが良かったです。
元々早起きでしたから、6時前に目が覚めました。
家の後ろは山なので、5時過ぎには小鳥のさえずりが聞こえはじめ、自然に目が覚めました。毎日繰り返しているいつもの目覚めです。
ん~、やっぱり病室より全然いいや。(^^)
ウォーキングは腸にいいらしいので、さっそくその日の朝からすぐに実行しました。
1時間くらいやって帰ってくると、いい感じで便意を催してきました。
ですが・・・、なんか硬い・・・。
こんなカッチカチな便は今までしたことがありませんでした。当然出にくい・・・。 (; ̄ー ̄A アセアセ・・・
便秘は辛いってよく言うけれど、初めてその意味が分かりました。出そうなのに全然出ないんですよね・・・。ということは、便秘気味の人はみんな固めの便なんでしょうかね?。
傷口が開きそうなので、まだお腹に力を入れるのはちょっと怖いし、力を入れると傷みます。でもきばらないと、この硬い便は出そうにない・・・。
15分くらいトイレに入っていたと思います。こんなに長い時間トイレに入ったことは今までありませんでした。
結局、便は出ませんでした。すぐそこまできているんですけど、なんか硬すぎて出ないんです。
これが手術後の後遺症である排便障害でしょうか。今からこういうことと付き合ってくのでしょうね。まぁ仕方ないです・・・。
仕方なく便座から立ち上がると、なんと便器が真っ赤になっていました!
血が引いていくのを感じました。
(何故?縫合不全なのか?)
しかし、よく見てみるとお腹の傷口から出ているみたい。
お腹の血が滴り落ちて、それがそのまま便座に流れ落ちている。まあ、そんなに大量に流れ落ちているわけではなさそう・・・。
もう1回便座に座り直してお尻を拭いてみると、血はついていなかった。
よかった、肛門から出血しているわけじゃないみたい。
トイレできばったから傷口がひらいちゃったのかもしれない。
ということで、予約なしでN病院にいきました。
予約も入れてないので相当待つだろうなーと思っていましたが、予想に反して1番目の診察でした。緊急性が高そうだと、ちょーはやく診察できることが分かりました。
診察室には主治医のO先生がいらした。
O先生:「傷口が開いたんだって? ちょっと見てみようか・・・。」
傷口のテープはまだ剥がしてないのですが、そこを剥がしてみると確かに少しだけ傷口が開いていました。が、大きくパックリ開いている感じではありませんでした。
5秒くらい、O先生が見て、
O先生:「大丈夫だね。表面のほうだけちょっと開いているだけだからOK。そのままお風呂に入っても大丈夫だよ。」
その言葉に安心しました。
私:「そうですか、よかったです^^あと1つ気になることがあるんですが、ちょっと便が硬いんです。今回傷口が開いちゃったのも、便を出そうとしてお腹に力をいれたからなんです。」
O先生:「あ~そうなんだね。じゃあ処方された薬(注:名前を忘れました)は飲まなくていいよ。あれは便を固める薬だから。普通腸を切除すると下痢便になるんだけど、君の場合は違うみたいだね。便を柔らかくする薬を出しておくけど、これは便秘がひどい時だけ飲んでね。少し効果が強いから、飲み過ぎると逆に下痢気味になるんでね。」
私:「(なるほど、薬のせいだったのか・・・。)分かりました。ありがとうございます。」
この間5分くらい。まさにスピード診察でした(^^;
でも先生の言ったとおり、指定された薬を飲むのをやめると便秘は治りました。
便を柔らかくする薬は、結局飲むことはありませんでした。基本、薬は嫌いなので。
びっくりした一日でした^^
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