大腸がん手術から2日後(HCUから脱出!)

中頭病院のHCU(集中治療室)

眠らない街、HCU

HCUに入って3日目の朝です。

HCUは、ずーっと電気がついていますから、時計がなければ朝なのかどうかよく分からないです。(^^;

その経験で分かったことがひとつありまして、それは「人間はきちんと日光を体で浴びたり暗闇を肌で感じたりしないと、熟睡できなくなるんだな」ってことです。

もちろん(歩行訓練の時以外は)ベッドで寝たきりで運動不足気味なので、ストレスが溜まって睡眠に影響が出るってこともあるのでしょうが、日光を感じたり暗闇を感じたりすることで、体のリズムが切り替わるような気がするので、HCUのような、ずーっと室内灯がついているような環境の下で暮らしていると、リズムがおかしくなっちゃうんですよね・・・。

元々私が部屋を暗くしないと眠れない人だから余計にそう感じるのかもしれないのですが、頭の働きも少し悪くなるんですよね。

体を動かせないんでずーっと考え事をしているんですが、どーも頭が回らない・・・。

私の友達は完全に夜型で、昼から遊ぶとおっちょこちょいな一面が見られて「こいつ、まだ寝ぼけてるな (´・ω・`) 」って感じがよく分かります。(笑)

締めはだいたい居酒屋になるんですが、その時になるともう絶好調になっております。(※私は手術からアルコールは一滴も飲んでないです。いつもソフトドリンク。)

逆に私は朝方人間なので、夜12時を過ぎると頭の働きが鈍くなってもう帰りたくなるのですが、友達は「今から」なので(汗)お互いの生活リズムが違う同士だと、色々とかみ合わないのかもしれません。

最近は(人といる時に限るのですが)、かなり遅い時間まで起きていても眠くならなくなりました。

ですが一人で居る時、例えば自宅で「今日は夜遅くまで起きて仕事を頑張るぞ! (`・ω・´)キリッ 」って気合が入っていたとしても、11時半を過ぎると睡魔に襲われ、さっさと寝てしまいます(笑)もう耐えられないです。10秒に一回くらいの割合で目がつぶってしまいます。

仕事の続きを夢の中でしてるってことがよくあります。そんなことでは効率が悪過ぎるので、もう寝るんです。仕方なく寝るんです。決して怠けているわけじゃなく(笑)

でも人間っていうのは、太古の昔から「昼間は狩りをして夜は寝る」って生活スタイルのはずなので、本能として「昼行性」のはずなんですよね。

一部の動物は「夜行性」の本能を持っているので、夜元気に走り回ったほうが体も頭もフル回転になり、健康にもいいと思うんですが、やはり人間は朝起きて夜寝るのが本来の在り方だと思うんですよね。

そう考えると、「窓もなく、朝も夜も全く明るさが変わらないHCUの環境ってどうなんだろう?」ってベッドの上で横たわりながら考えていました。

あまり患者によくない環境なんじゃないでしょうかね?たぶん、朝方夜型関係なくリズムが狂うと思います。夜型の人でも、寝る時は暗くして寝るはずなので・・・。

ただ、24時間つきっきりで患者を看れる体制を整えるには、医療従事者の利便を考えて明るいほうが良いと思うので、それはそれで仕方ないのかもしれませんね・・・。

ってことを、横たわりながら延々と考えていました。

何しろ時間が無限にあるのでとにかく暇なんです。(^^;

やっと一般病棟に移ることに・・・。

一般病棟

(なんとしても今日はHCUから出たい!)

一般病棟はベッドとベッドの距離がHCUより狭いんですが、ちゃんと消灯もありますし、ゆっくり眠れそうなのがいいです。

その日の昼の担当の看護師は、昨日の昼担当してくれた方でしたが、今日は研修中の方(?)と二人でいました。

看護師A:「新里さん、また昼担当になりました^^ 元気そうですね~」

私:「はい、痛みはないですね^^ ちょっと腫れが心配なんですが・・・、」

看護師A:「腫れはひいていますから、問題ないと思いますよ^^ じゃあ今から体を拭きましょうね。」

(うわ~、恥ずかしいな・・・。)

昨日の看護師と研修の看護師さんが二人で私の体を拭いてくれた。

下の方は自分で拭きたかったんだけど・・・、無理はしないで拭いてもらった。

ひんやりしてさっぱりした。

看護師A:「さあ、今日も歩きますよ~」

私:「うす!(調子にのらずに頑張ろう)」

以前よりサクサク歩けた。

歩いている最中に、執刀して下さったO先生をはじめ、4人の先生がHCUに入ってきた。

O先生:「おっ、だいぶ威勢がいいねー」

私:「ええ、尿の管、抜いてくれませんかね~?」

O先生:「ん~、そうだね。お腹が腫れているかもしれないって聞いたから、ちょっと診てみようか、ベットに横になってもらえるかな?」

私:「はい」

傷口には縦方向に一本、テープのようなもので止められていましたが、O先生がそれを勢いよくビーッと剥がしやがった。

(うおっ? もうちょっとやさしく…、)

痛いというか、お腹の内部から何かが突き破って出てきそうな、味わったことのない感覚だったので、思わず「おっ」といってしまった。

O先生:「ん? 大丈夫?」

私:「はい・・・。(ん? じゃないよあんた (´;ω;`) )」

で、傷口に聴診器を当ててる。

O先生:「なんも問題ないね。尿の管は取りましょう^^ 念の為レントゲンをとって、午前中には一般病棟に移りましょうね^^」

っしゃあああ~!! (*^▽^*)

看護師さんも喜んでくれていました。

O先生:「じゃあ、Aさん、代わりのテープを貼ってくれる?新里さん、これは自然に剥がれますので勝手に剥がさないで下さいね。」

と、O先生、以下、4名の先生はHCU室を出て行きました。

その中にはT先生もいましたが、安堵していた様子でした。

それを見て、私も嬉しくなりました。

看護師A:「新里さん、良かったね~^^ じゃあ、傷口にテープを貼りましょうね。」

私:「はい、お願いします!」

この看護師さんとは今日でお別れなのは少し寂しかった、お世話になりました(^-^)/

看護師A:「じゃあ、次は尿の管をとりましょうね、ちょっと痛いかもしれないけど・・・、我慢してくださいね。」

私:「(ゴクリ・・・。)はい。」

痛かったけど、一瞬でした。

なんか尿道がしみるような感じですね。

尿の管を取った後は、あまり尿意をもよおさないそうですが、私の場合は管を取って20分くらいですぐにもよおしてきました。

管をとって一発目の尿は、看護師さんに尿の量を教えるそうなので看護師さんに報告しました。

なんか空気が入っているみたいで、尿と一緒にオナラが出ているような感じでした。ちょい痛かったかな・・・。

その後は看護師さんに案内されて、一階のレントゲン室に行きました。

初めてHCUから出た瞬間でした。

そこで寝かされて仰向けになった写真、立った状態での胸の写真を取りました。

HCUに戻ってみると、既に荷物がまとめられていて、一般病棟に場所も確保したので移動して下さいとのこと。

準備が早いですね^^荷物をまとめてHCUから出る際に、全ての看護師さんにありがとうと言いたかったのですが、忙しそうでしたし、恥ずかしさもあって心の中でお礼を言ってお辞儀をしました。

親も来ていたので荷物を運ぶのを手伝ってもらって、一般病棟に移動しました。

尿管もとったし、自分で小便は出来るので、水分をとってもOKになりました。

またまた一歩前進!

大好きなスポーツ飲料を親にお願いしてたくさん買ってきてもらいました。

相変わらず同室患者さんはみな年配の方達ばかりでしたが、夜中にうなったり、迷惑そうな人は同室にはいませんでしたので、ほっとしました(笑)。

HCUでは室内灯つけっ放しで眠りにくいのもさることながら、唸る患者さんも少なからずいたのでさらに眠りづらかったです(苦笑)。

消灯もあるし、これでゆっくり眠れるぞ!

次の目標は食事を摂ることです。

ここまで順調にきてます (^ー^)

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