Nクリニックでの診察:2回目、超音波検査(エコー検査)をやる

薬で強い腹痛が襲う

Nクリニックから処方してもらった薬を指示通りきちんと飲んでいましたが、飲み始めてからすぐに強い腹痛が起きました。

じっとしておくことしか出来ず、お腹の張りもすごかったので、救急車を呼ぼうかと思ったほどでした。

ミネラルウォーターを飲んで横になってたら楽になりましたが、薬剤師さんに言われたとおり、すぐに服用をやめました。

腹痛は治まったものの、やはり下痢はよくならないので、一週間後にまたNクリニックの診察を受けに行きました。

前回と同様、初めは看護師さんの診察からです。

看護師:「まだ下痢は良くなっていませんか?」

私:「薬のおかげで便は多少硬くなったんですけど、腹痛があったものですから服用するのをやめました。腹痛が起こるならば服用をやめて下さいといわれていたものですから・・・、」

看護師:「そうですか、下痢の症状はひどくなってます?それとも良くなっています?」

私:「特に変わらないですね」

看護師:「分かりました。では、表でお待ち下さい」

しばらくして、奥の部屋から呼ばれる。中に入るとN先生がいました。

N先生:「腹痛がでてしまいましたか・・・。」

私:「そうですね。でも薬は効いていたみたいです。便は多少硬くなっていましたし、」

N先生:「そうですか、今はどうされてます?お仕事をされていますか?」

私:「今は休んでます。友人と遊びに行ったり、家でゆっくりDVDを見たりしてます。」

N先生:「そのまま休養をとられてて下さい。今、若い人に多い過敏性腸症候群という病気があるのですが、新里さんもその可能性が高いです。可能ならお仕事はしばらく休まれて、好きなことをしてゆっくり過ごして下さい。」

私:「分かりました。」

幸い私は自分の都合のいい時に仕事ができるので、このような予期せぬ事態が起きた時でもわりと柔軟に対応できます。今回は体調の回復を優先して、しばらく仕事を休もうと考えていました。

超音波検査と血液検査を受ける

超音波検査

N先生:「お腹の動きをみてみたいので、検査をしたいのですが、どうでしょうか?」

(検査? 痛いんかな…、)

私:「痛いですか?(笑)」

N先生:「いえいえ、超音波検査といって全く痛みはありませんので大丈夫ですよ。あと、念のため血液検査もしたいのですが、どうでしょうか?」

私:「痛くないならお願いします(笑)」

N先生:「では、準備しますので表でお待ち下さい。先に血液を採取します。」

で、表で少し待っていると看護師さんに呼ばれ、血液を採取されました。

それからしばらくして奥の部屋に呼ばれ、ベットに仰向けに寝るように看護師に指示されました。

看護師:「少しズボンを下げて、上着を上げて下さい。」

いわれるままにする。

看護師:「手はバンザイした状態でいて下さい。今からお腹にゼリーを塗ります。」

ゼリーの感触ですが、暖かかったのを覚えています。

超音波検査
自分が寝かされているベットのすぐ右横には、超音波検査に使う機械が置かれています。機械の隣には、N先生が座るイスが置かれていました。

1、2分してN先生がやってきました。

N先生:「では、始めましょうね。」

超音波(心か部縦走査)

N先生は、その機械からセンサーのようなものをとってゼリーが塗られているお腹の上に当ててきた。ちょうど画像のような感じです。

N先生は、お腹の様々な箇所に当てて、

「はい、息を吸ってください、はい止めて下さい、吐いて下さい、楽にして下さい。」

という感じで私に指示を送り、それを何度か繰り返しました。

時間的には10分か15分くらいだったと思うのですが、それぐらいの時間で検査は終わりました。

たぶんその日に検査結果を知らされたと思います(この辺はちょっと記憶があやふや 汗)。

特に異常はないとのことでした。安心して家に帰りました。

いや~、今にして思えば全然当てにならん検査です(苦笑)ここで安心して長らく放置していたらどうなっていたことやら・・・。

まぁでもこの超音波検査ってのは、どうやら胆石や結石、赤ちゃんの状態などを診るのが得意なようですし、主に肝臓・胆嚢・胆管・膵臓・腎臓・脾臓を中心に診るそうです。

最近は機器の進歩で胃腸や膀胱・前立腺(男性)・子宮や卵巣(女性)の異常も見つけることが出来るそうですが、条件が悪いときは画像に映らないこともあるそうです。

さらに、私は問診のとき「血便はなかった」と言っちゃっているので、N医師としてはさほど重く受け止めていなかったのだろうと思います。

過敏性腸症候群について調べた

「やっぱストレスなのかな~、(´・ω・`)
ゆっくり休むついでに過敏性腸症候群についてググってみるか、」

家に着いたらさっそくgoogle様を使って色々調べてみました。

検索してみてびっくり!過敏性腸症候群になりやすい人って、まさに私のような人でした。

「確かに自分は完璧主義で悩み過ぎなところがあるし、最近つらい時期が続いてるしな~、(^^; 」

「十中八九、過敏性腸症候群だ」と思いましたので、過敏性腸症候群に関する治療法や予防法、サプリメントなんかを片っ端から調べました。脱!過敏性腸症候群さんで、かなり勉強させてもらいました。ありがとうございましたm(_ _)m

とにかく出来ることは全てやろうという意気込みで、さっさと治して仕事に戻ろうと思っていました。

やはり「リラックスすること」が大事らしい・・・。

そしてその為には「生活リズムを一定に保つこと」が大事らしい・・・。

  • 食事は消化に負担のかからないものを中心に、4回~5回に細かく分けて食べる(食事のリズムを整える)。
  • 同じ時間帯に眠り、同じ時間帯に起床する(睡眠のリズムを整える)。
  • 適度に運動する

どうやら「疲労が残らない程度の軽めの運動」がいいらしいので、普段からやってたジョギングをやめ、ウォーキングに変更しました。

もうその頃にはジョギングするとお腹のゴロゴロが半端なかったのでちょうどよかったのですが、やっててまったく物足りませんでした。

つまり、私は大腸がんであるにも関わらず、(下痢と少量の血便以外は)とても元気でした。倦怠感などは全くなかったです。

もし「下痢なんか、いつの間にか治ってるわい!(`・ω・´)キリッ」と見過ごし、倦怠感が出始めたところで検査を受けてたら、おそらく肝臓転移ありのステージⅣの末期がんが見つかってたと思います。

それくらいがんという病気は自覚症状がないし、あったとしても軽いものなので見過ごされがちなんだと思います。

しかも大腸がんの症状は、他の病気の症状ともよく似ています。

過敏性腸症候群もそうですが、潰瘍性大腸炎ともよく似ています。

ちなみに他のがんの場合も、それとよく似た症状を持つ病気が多いため、詳しい検査をしないと明確な区別がつきません。

いくら専門家でも、問診だけで「がんです」と判断するのは不可能でしょう。N先生が不可能だったように・・・。

これはマジでやっかいです。早期発見早期治療できれば完治させるのはそれほど難しくないと思うのですが、ちょっとした下痢、ちょっとした倦怠感なんか普通にありますよね・・・。

そんなことで精密検査を受けよう、などと思う人はほとんどいないと思います。

【念には念を】さらに詳しい検査を受けることにする。

そんなこんなで色々努力したにも関わらず、やっぱり下痢は治らない・・・。

薬は嫌いなんだけど、ひょっとしたら過敏性腸症候群によく効く薬があるかもしれない・・・。

「N先生の意見が聞きたい」と思い、しばらくしてまたNクリニックへ行きました。

すぐに薬を処方されるものだと思っていたが、N先生の答えは意外なものでした。

N先生:「確かに新里さんの場合は過敏性腸症候群の可能性が高いのですが、まだこの病気と決まったわけじゃありません。全然違う病気の可能性もあります。過敏性腸症候群と思って治療していたら大腸がんだったということもあります。まぁ新里さんの場合はまだ若いですし、その可能性は低いと思いますが、近年は若い大腸がんの患者も増えてきています。ここは念には念を入れるという意味で、大腸カメラ(内視鏡検査)を受けてみませんか?」

大腸カメラ(内視鏡検査)がどういうものかは知っていました。

過敏性腸症候群のことを調べているうちに、大腸カメラの話題もよく出てきていたからです。

父がN先生のところで定期的に受けている検査でもありますし、「辛そうな検査だな・・・。」ってことはよく分かっていました(笑)

大腸カメラ

おしりからカメラを入れて、腸の中を診ることが出来ます。

2メートルくらい大腸の奥までカメラを入れて、そこから引き返しながらじっくり検査します。まじできつそう~

N先生:「内視鏡検査が、今のところ1番確実な検査法です。前日から食事制限があったり下剤を飲んだりと色々大変な検査ですが、これではっきりと原因が分かりますし、ポリープなどはその場で治療することも可能です。

正直ちょーやりたくなかったんだけど、私の父がこの検査で何度もポリープを切除してもらっているので、この検査の有効性は実感してました。

痛そうだけど、下痢の原因をはっきりさせたいし、悪い病気だったらとりかえしがつかないので内視鏡検査を受けることにしました。

この決断がなかったら私の大腸がんはきっと手遅れになってたかもしれません。

もしかしたら何ヶ月も発見が遅れてステージⅢのbやc、下手したらⅣになっていた可能性も・・・。あの時の私の判断にGJ!

私:「分かりました。どんな病気かはっきりさせたいですしね。詳しい検査をしてさっさと治したいと思います。」

N先生:「では予約を入れときますか・・。ん~、どんなに早くても来週になりますね。ちょうど来週が空いていますが、その日にしますか?」

私:「はい、お願いします。」

N先生:「分かりました。検査に関する詳しい説明は、後で看護師の方からありますので・・・。」

私:「はい、分かりました。」

診察室を出て、看護師さんから検査の詳しい説明と同意書を頂き、その日は終わりました。

20代で大腸カメラを受ける人って、ほとんどいないでしょうね(^^;

恥ずかしいやら情けないやら怖いやら様々な感情がこみ上げてきましたが、「いやいや、これもしっかり治す為に必要なことなんだ」と自分に言い聞かて、クリニックを後にしました。

【追記】腹痛が起こった原因は?

あ、そうそう、薬を飲んで腹痛が起こった理由を書くのを忘れてましたね(汗)。

1番初めの闘病記の記事に書いたこととかぶるのですが、簡単に言うと、「ガン(腫瘍)が腸管をほぼ塞ぎきっている為に、下痢便のような柔らかい便じゃないと、排出出来なくなっていた」からです。

薬を飲んで腹痛が起きた理由

図のように、がん(腫瘍)が便を通せんぼしています。

便をなんとかして外に排出したい大腸は、自らクネクネ動いて(蠕動運動)便を砕いたり、水分を含めて柔らかくし、がん(腫瘍)の向こう側に便を送ろうとします。なので下痢便しかでないんですね。

それなのに「便を固める薬」なんか飲んじゃうと、便に水分がなくなりますから柔らかくなりません。

固いままの便では、がん(腫瘍)で狭くなった腸管を通ることは出来ませんから、あとから作られてくる便によって、腸内はどんどん詰まって張ってきます。

それが腹痛の原因です。下手すると腸閉塞になっていたかもしれません。

すぐに服用を止めたからよかったですが、今から考えるとあの便を固める薬は私にとってはマイナスにしかなりませんでした。

でも、「下痢気味なら、便を固める薬を出そう」という発想になるのは当たり前ですし、(私の年齢も考慮に入れて)まさか大腸がんがあるとは思いもしませんから、医師が便を固める薬を処方するのは仕方ないと思います。

しかも私のような事例がまれにあるから、「腹痛が出たら直ちに服用を中止してください」と注意書きにも書いてありましたし、そのように薬剤師さんもきちんと説明して下さいました。

ですので、決して悪い診断ではなかったと思います。

やっぱり薬を飲むと自分で決めたんなら、その薬の専門家の意見を参考にするべきですね。

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コメント

  1. 匿名希望 より:

    超音波検査に関して、全然当てにならない検査と書かれており、検査技師としてとても気分が良くありません。
    適当にネットで拾った知識で偉そうに書かないでください。

    • 新里(管理人) より:

      匿名希望様、コメントありがとうございます。

      私の記事で不快な気持ちをさせてしまい、申し訳ありません。

      ただ、そのとき既に大きな腫瘍があったにもかかわらず、超音波検査で異常が見つからなかったのは事実です。
      事実を書いただけであり、「適当にネットで拾った知識」を書いたわけではありませんし、
      科学的に正しいことを書いたつもりもありません。私の体験談と、それに対する個人的な感想を書いただけです。

      なので、偉そうに書いたつもりはありませんし、専門家の方を批判する意図はありません。
      「条件が悪いときは、画像に写らないこともある」ということも追記しています。

      以上です。

      新里

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