【おまけ】簡単に出来る下痢&便秘の治しかた

最後になりましたが、おまけとして「検査に行く前に試してほしいこと」を書いて、この記事を終えたいと思います。

この記事は「下痢&便秘の治しかた」を解説するのが趣旨ではないのですが、この手の質問が多いので、「関心の高い事柄であれば、趣旨とか関係なく書いたほうが読者の為にはなるのかな」と思いました。

下痢や便秘は奥が深いので、詳しく解説しだすと無限に長くなりますから、(笑)ここでは簡単に述べておきたいと思います。機会があれば、別に新たな記事を設けて説明しようかなと思います。

要点だけをまとめますと、以下のようになります。

  • 朝食は決まった時間に食べる
  • 食事は、消化のよいものを腹5分くらいにする
  • 朝にウォーキングをする
  • 水を多く飲む

(1)朝食は決まった時間に食べる

「朝食は決まった時間に食べる」と書きましたが、理想を言えば、毎食決まった時間に食べたほうがいいです。

内臓は独特のリズムを持っていますから、食事を決まった時間に摂ることで内臓機能も上がってきます。

大きな病気からくる便秘や下痢でない限り、ほとんどの便秘や下痢の原因は「なんか変なものを食べてしまった」とか「生活のリズムがまちまちで、内臓が上手く働けない状態になっている」ことにあります。

ですから、生活のリズムを整えてあげれば内臓機能も活性化してきますし、体の調子も良くなって代謝も上がりますから、便も排泄されやすくなります。

朝食が重要な理由は、「朝食が体のリズムをリセットするタイミング」だからです。
もし朝食を抜いてしまうと、昼食が体のリズムをリセットするタイミングとなり、就寝時間がズレたり、目が冴えたり、頭の働きが狂ったり、様々なリズムが狂うことになります。

朝食に関しては、面白い話があります。
グローバルで活躍するアスリートは、あちこちの国へ飛んで試合をしなければいけないので、時差ボケを解消するのがうまいらしいのですが、「現地の朝食の時間帯に朝食を摂ると、そっちの時間に体が慣れるのが早い」らしいんですね。

なので、やはり朝食というのは1日のリズムをつかむという意味でも重要だと思います。(「起床時間」も結構重要です)

私は1日に3回ほど便が出ますが、ほとんど同じ時間帯に便が出ます。
これは毎食同じ時間帯に食事を摂ることを心掛けているからです。

そうすることによって、胃腸に「この時間帯に飯を食べるんだな」と教えることにつながり、そのタイミングで胃酸や腸液の分泌が高まるようになるので、食べたものを効率よく吸収&消化出来るようになります。結果、下痢や便秘も改善されるようになります。

(2)食事は、消化のよいものを腹5分くらいにする

便秘や下痢をしているときは、単純に「なんらかの原因で消化機能が衰えている」ってことですから、負担をかけてはいけません。

よって、食事は症状がよくなるまでは腹5分くらいにし、消化のよいものを中心に献立を組んでください。

よくやる間違いが、食事を極端に制限することです。
便秘のときにこれをやっちゃうと、よけい便秘になります・・・。

ダイエットをやっている人に便秘がちな人が多いのは、食事制限をやるからです。
毎日3食食べてた人が、イキナリ2食、1食にしてしまえば、内臓のリズムが狂ってしまい、腸が活発に動かなくなって便秘がちになります。

あと、食事量も関係してきます。
毎日3食食べている人、2食食べてる人、1食食べてる人・・・。一見規則正しい食生活を送っているように見えるのですが、実際には「便秘をする人」と「しない人」がいます。

この違いは、「食事量が、毎回アンバランスである」ことが関係しています。
朝、昼、夜で食事量が異なるのは当然ですが、「昨日と今日の朝」「昨日と今日の昼」「昨日と今日の夜」では、食事量が異なっていないでしょうか?

完全に揃えることは不可能ですが、できる限り同じくらいにして下さい。
これでだいぶ変わると思います。

(3)朝にウォーキングをする

上記のようなことをやっても、女性の場合は便秘気味な方が多いです・・・。
これはもう女性の体がそのようなつくりになっているので仕方ない一面もあるのですが、便秘で悩んでいる女性の場合、運動量が少ないことが多いです。

一般的に、食べたものが腸内を通過する時間は50時間前後と言われています。(平均腸内通過時間)

しかし、これは「平均」ですから人によって全然違うし、体の状態によっても全然違います。
状態によっては100時間以上かかることもあるし、20時間未満なこともあるそうです。

腸内通過時間が短い傾向にある人は、「毎日、適度な運動をしている人」です。
運動をしている人としていない人では腸内通過時間が2倍も違うという研究もあります。
(参考:身体運動が消化吸収に及ぼす影響

また、「運動やライフスタイルが、腸内細菌の構成を決める」という研究結果もあります。
(参考:運動で腸内細菌が豊かで健康的に,ライフスタイルが腸内細菌の構成を決める

適度な運動やライフスタイルの改善により、腸内細菌網(腸内フローラ)が豊かになれば、便の腐敗による害は防げますし、便やオナラの匂いも改善されます。腸内通過時間も上がり、便秘は改善されるでしょう。

ここで重要なのは、「適度な」運動ということです。
運動は毎日行いたいものですから、毎日続けられるほどの強度でなくてはなりません。

あまり強度の強い運動をやってしまうと、毎日続けられませんし、逆に体を傷つけてしまい、かえって有害となります。腸はストレスに敏感ですから、腸の動きは悪くなるでしょう。

運動を始めるなら、「毎日続けられる程度の適度な運動」を行うことが大切です。

私は「自分の体力レベル」をよく把握しているつもりです。
それは自分の体と対話しながら運動をし、「感覚的に知る」しかありません。

運動をするときは「自分の体力をきちんと把握しておく」ことが大事です。
それは日によっても変わりますからなかなか難しいでしょうが、それを意識しておくだけでも「無理をして体を壊す」なんてミスはしなくなりますので、大切なことだと思います。

そうやって「自分の体を知る」ことに務めていけば、便秘や下痢どころか、体調を崩すこともなくなるでしょう。体調を崩しそうなときは、「それが前もって分かる」ようになります。

別にウォーキングじゃなくてもいいのですが、1番怪我しにくくて、無理もしにくい運動がウォーキングなのでおすすめしときます。(水泳もいいですね)

太陽が出ている午前中にやるとビタミンDも作られますし、メラトニンの合成も促進しますから、夜になると自然に眠たくなります。そうやって良いリズムが生まれます。

(4)水を多く飲む

これは食中毒で激しい下痢を起こしている人には特におすすめです。
このような急性胃腸炎の場合、食べたものに含まれているなんらかのウイルスが原因であることは明白ですから、水分を多く摂ることによって、下痢便と共に出来るだけ早く排泄させることが大切です。

2~3年前くらいだと思いますが、うちの母が急性胃腸炎になったんです。
おそらく外からもらってきたんだと思いますが、それからまもなく家族全員が感染しました。(笑)

私が1番下痢便の回数が多かったのですが、(20回ほど)1番早く回復したのも私です。
母よりも早く回復しました。

それはたくさん水分を摂ったからだと思います。
何リットル飲んだかは覚えていないのですが、たくさん水を飲むことによって、病原菌を「早く体外に出す」ことが出来るのです。

「早く体外に出す」ことが大切です。何故ならウイルスは恐ろしい勢いで増殖していくからです。

腸はそのことが本能的に分かっているから、免疫に頼ろうとせず、出来るだけ早く排出しようとします。「腸は第二の脳である」と言われる所以です。本当に賢いんです。

私は、この考え方は普通の下痢や便にも当てはまると思っています。
お腹の調子が悪いとき、水分をこまめに摂るようにして「悪いもの」をなるべく早く排出させるようにしています。

急性胃腸炎のときのように大量の水を飲む必要はないのですが、朝起きて500mlほどの水を飲むだけで、腸を活発に動かすことが出来ます。(冷たい水のほうがよりよい刺激を与えられるでしょう)そのまま散歩にでも行けば、便秘にはかなり効果的です。

ただ、食事の前後にたくさんの水分を摂るのは消化に悪いです。
あと、寝る前にたくさんの水を飲んでしまうと夜中のトイレで起きてしまうので、寝る前は止めましょう。(※熱中症の危険があるときは、多少は飲んだほうがいいです)

また、大腸がんがあって腸内を圧迫している場合は、水を一気に飲むと強い腹痛を起こす可能性があります。(上記の図を参照)「お腹が張るほどのひどい便秘」の場合も同じです。おそらく逆効果になりますので注意して下さい。

下剤を利用するときの心構え

お腹が張るほどの酷い便秘であれば医者に診せに行ったほうがいいのですが、おそらくほとんどの医者が下剤を出して「これでしばらく様子を見ましょう」で終わるでしょう。私の場合もそうでしたから・・・。

それはそれで間違ってはいないのです。
便秘や下痢は様々な要因が複雑に絡み合って起こる病気ですから、薬を出しながら原因を探るしかないのです。

しかし、下剤に頼ってしまうと腸もすっかり頼りきっちゃって、下剤を飲まないと便秘になってしまうようになります。

短期間であれば利用してもいいのでしょうが、長期間は利用しないほうがいいです。

もし私が酷い便秘で苦しんでいるなら、迷わず下剤を使います。
そして、ある程度お腹のなかがスッキリした後は、少しずつ下剤の量を減らしながら、上記で述べた4つを実践します。

どんなに酷い便秘だろうと、おそらくそれで解消するはずです。
下痢でも似たようなことをすると思います。

もちろん、全ての人に当てはまるとは思いませんが、少しでも参考になれば幸いです。

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コメント

  1. 匿名 より:

    ありがとうございまいた。
    検査にいきます。

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