脂質(脂肪酸)をバランス良く摂ることが、ガンをはじめ、様々な疾患の死亡率を減らす

脂肪酸の話

さて、今回は「脂肪酸の話」ですね。前回の記事の最後のほうで、ガンの食事療法において注意すべきは「脂肪酸のバランスである」と述べましたが、今回はそれについてもう少し具体的に迫っていこうと思います。

脂質(脂肪酸)の種類

出典:よく聞く「脂肪酸」ってなーに?

私達はたんぱく質のことを、動物性タンパク質と植物性タンパク質のように区別していますが、分子整合栄養医学によると「身体はタンパク質をそのように区別はしていない」ようです。

どんなタンパク質であろうと、体内に入れば全てアミノ酸の段階までに分解されるから、タンパク質をそのように区別することに意味はないとおっしゃっています。

だから一部のエセ健康法でよく言われている「動物由来のタンパク質は体に悪いが、大豆などの植物由来のタンパク質は体に良い。植物由来のタンパク質を摂ることでタンパク質不足は十分に補える」みたいな不思議な理論がまかり通っていますが、こんなものは現代の栄養学に基づけばとてもおかしい話なのです。

しかもアミノ酸は体内で合成出来ないもの(必須アミノ酸)があるので、いろんな食物からタンパク質を摂取する必要があります。

ですから、植物性タンパク質だけに偏ってはダメだし、逆に動物性タンパク質だけに偏ってもダメです。体に良いからといって、同じ食物ばかり食べてるとどうしても偏りますし、食物アレルギーを発症してしまう危険性もあるので、かえって健康に悪いのです。

肉、魚、野菜、果物・・・。なんでも食べて、様々な食物からタンパク質をいただくという食習慣が一番良いということです。

ただ、タンパク質に関しては「どんなタンパク質だろうが体の中に入れたら同じ」なのですが、油(脂肪酸)は違います。

食べ物に含まれている油は、そのままの性質を維持しながら体内に吸収されます。

ですから、「油こそ、バランスを考えて摂取しなければならない栄養素」なのです。

コメント

  1. Hiicococa より:

    子供が白血病です。私は料理が嫌いですが子供のために頑張ろうと新たに思えました。
    ありがとうございます。

    • s___shin より:

      Hiicococa様、コメントありがとうございます。

      お子さんが白血病とのことで、中々心が休まることがないと思います。私も最近父の前立腺がんが発覚して、急遽実家に戻って父の食事管理を徹底して行っているところです。まだ10日足らずですが、既に効果が出ています。

      私は自分の体で証明しましたから自信を持って言えるのですが、ガンは食生活の改善で確実に良くなります。また、白血病に関しては「抗がん剤で完治が見込める数少ないガンの1つ」です。

      さらに言えば、食事療法を徹底すると抗がん剤の効果が増し、副作用も軽減するらしいのです。私は当初その説を否定していましたが、いろんな方の闘病記やその他の書籍をみると、きちんと食事療法を行い、抗がん剤や放射線治療と併用している方々は、完治またはガンが縮小し、苦しまずにガンとうまく共存している方々が本当に多いのです。

      これについてはもう少し調べていつか記事にする予定なので、もし興味があれば読んでいただければと思います。

      ですから、「あなたの場合、ある意味ラッキーだったかもね。お薬(抗がん剤)も他の人よりもよく効くし、食事も頑張ればあまり苦しまないで済むそうだよ^^」と励ませば、頑張って治療に望もうとすると思います。

      私も(父の)食事管理についてはそれほど難しくないのですが、「どうやって父を治療に対して前向きにさせるか? その気にさせるか?」を四六時中ずーっと考えています。それが一番難しいんです。

      食事療法はやったら必ず効果あります。でも、これまで様々な方に私なりの食事療法を教えてきたのですが、ほとんどの方が継続できないのです。(そこまで大変なものかなぁ?)

      前立腺がんは食事療法が特に効くガンです。おそらく父は末期がんでしょうが、それでもガンの勢いを抑え、これ以上大きくさせずにガンと共存し、一生薬を打つことになりそうですが、それでも(ガンを抱えたまま)苦しまずに天寿を全うできる可能性があります。私はそれに懸けています。

      結局、「やるかやらないか」、「継続できるか出来ないか」に尽きると思います。

      その為には「いかにその気にさせるか?」ですよね。ただ、私の場合は少し有利なのかもしれません。私が食事療法で(今のところですが)再発を防いでいる生き証人ですからね。

      ですから、Hiicococaさんの場合も、白血病が完治したお子さんや、食事療法を頑張ってガンを完治した(できればお子さんと年代の近い)方々の知り合いをたくさん持つことが大事だと思います。

      そういう方々と交流を持つことで、「治るぞ!」という実感が出てくるし、抗がん剤治療や食事療法の効果が、本人にとって説得力を持つものになると思います。

      すみません。色々書きましたが、(汗)参考になれば幸いです。

      新里

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