玄米シリーズでは語られなかった部分・・・。

少し前に、ある方からこのようなコメントを頂きました。

玄米の炊き方について質問です。

玄米を短時間で発芽させ、旨み成分を十二分に引き出し、白米よりふっくら炊き上げる方法。及び、なでしこ健康生活、を採用した場合についてです。

癌の治療及び、予防のためにはRBA、RBFは是非とも取りたい成分だと思います。

この成分の抽出には乾煎りが必須なのかなと思ったりしています。

管理人様の紹介された方法で、ふっくら炊き上げる方法では乾煎りは無いため疑問に思いました。

紹介された方法でなら発芽後に圧力をかけて炊くため乾煎りが無くともRBA、RBFも摂取できるのでしょうか?

とのことですが、私の記事が解説不足だったために、そのような懸念を与えてしまいました。
申し訳ないです・・・。

結論から言いますと、大丈夫です。
「圧力鍋」や「なでしこ健康生活」のような玄米専用の炊飯器でも、「RBF」「RBA(α-グルカン)」の2つとも摂取できます。

玄米を乾煎りする効果は「発芽抑制因子(アブシジン酸)を完全に死活化させる以外にも、超高温によって玄米の固い細胞壁を破壊し、内部にある栄養素を抽出しやすい効果もあります。

つまり、細胞壁を破壊、あるいはグニャグニャに柔らかくし、「栄養素が漏れやすい状態」を作り出せば、「RBF」「RBA(α-グルカン)」の2つとも取り出せるのでOKなのですが、これは高圧調理の得意分野でもあります。

圧力鍋を使っている人ならよく分かると思いますが、肉だろうが野菜だろうが超柔らかくなりますよね?あれは圧力をかけることによって細胞が柔らかくなっているからです。

当然、細胞の内部にある栄養素も容易に取り出せる状態になっています。つまり、高圧調理された食べ物は、されていない食べ物よりも「栄養素を吸収しやすい状態」になるのです。

この記事で解説したような炊き方でも「栄養素を吸収しやすい状態」になっていますから、「RBF」や「RBA(α-グルカン)」を問題なく吸収出来ます。ですので、安心して玄米を炊いて下さいませ。

玄米を高圧調理しない、もしくは乾煎りしなければ、抗がん作用がある「RBF」や「RBA(α-グルカン)」は固い細胞壁に守られたままです。よく咀嚼したとしても吸収率は1割以下だと思います。「摂取」しても「吸収」出来なければ意味がないのです。

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