玄米を主食としていた200年以上前の昔の人は短命だった

この説は、フィチン酸の栄養吸収阻害作用によって、昔の人は十分な栄養素を体に摂りいれることが出来なかったことが根拠になっています。(「これは極論ですが・・・、」と主張している方々も認めていますけどね・・・。)

しかし、先ほど説明したように「フィチン酸には栄養吸収阻害作用はありません」から、フィチン酸と関連付けるのは無理があります。

昔の人が短命だったのは、単に「食糧事情が悪かった」のと、「医療技術が発達していなかった」という2点でしょう。

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また、日本人の主食と寿命の関係については、健康宣言with玄米さんの玄米食と寿命という記事に使われている図が非常に分かりやすいので引用させて頂きました。

主食と日本人の寿命の関係

これを見ると、玄米から白米に主食が変化した「江戸時代~明治時代」に寿命の顕著な伸びがあるわけではありません(寧ろ、ちょっぴり下がっていますよね 苦笑)。

昭和20年代から現代までに、男性の平均寿命が32.4歳、女性が39.7歳も伸びた原因は、白米とか玄米とかはあまり関係なく、食糧技術と医療技術の発達です。

それに加えて冷蔵庫などの食糧貯蔵技術の発達によって、日本人の栄養状態は劇的に改善しました。加えて衛生環境も良くなり、重い病気に罹りにくくなったことも大きいと思います。

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