玄米は消化に悪い

さて、玄米食の2つ目のデメリットである「消化の悪さ」について解説します。

「玄米は消化されにくい」ということは様々なところで言われている一方で、「消化に負担をかけること」が、体にどのような影響を与えるのかがよく分かっていない人が多い印象を受けます。

私は体調を崩した場合には、基本的には絶食します。

もちろん水分はきちんとり、様子を見ながらアミノ酸を摂ったりすることもあるのですが、そうやって余った消化のエネルギーを免疫や新陳代謝にまわすことによって、体調不良から素早く回復することが出来るのです。

逆に言えば、それほど「食べ物の消化」は体中のエネルギーを消耗しちゃいます。
消化に悪い玄米なら、なおさらです・・・。

よって、この問題をどうするかが「正しい玄米食」を行う為の肝(キモ)になる部分ですから、ここはやはり丁寧に解説しておきたい部分です。

玄米が消化しにくい理由は、冒頭でも書いたように、金庫のような堅い殻(セルロース)で表面を覆われているからです。

堅い殻というのはもちろん食物繊維のことですが、糠由来の食物繊維は構造がガッチリしている為に、普通に炊いてしまうと、人によっては「ゴムを噛んでいるようだ(´・ω・`)」と言うように、噛んでも噛んでも柔らかくならない・・・。というような、「ボソボソ」とした食感になります。

また、これは次の(3)の話とも関連してきますが、「玄米の構造がガッチリしている」ということは、米粒の内部に潜んでいる「旨み成分」「栄養成分(抗がん物質を含む)」が滲み出てこないということです。

ですから、「食感がボソボソとした玄米は、消化に悪く、美味しくもない」のです。

ではどうすればいいか?

金庫のように堅いセルロース(食物繊維)を軟化させればよいのです。

その為には(1)の話と繰り返しになっちゃいますが、

  • 乾煎りする
  • 水に一定時間浸水させて、発芽状態にする

このどちらかの方法がありますが、乾煎りすると食感が悪くなりますので、(汗)「水に一定時間浸水させて、発芽状態にする」ことをおすすめします。

ただ、水に浸けるだけではまだ足りません。

多少柔らかくなるだけで、米粒の芯までふっくら炊き上げることは出来ませんし、栄養成分や旨み成分を十分に抽出することが出来ません。

「炊き方」にもうひと工夫が必要なのです。

これについては、次の章や次回の記事で述べる予定です。

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