玄米に含まれているフィチン酸が、人体にとって有用なミネラル(カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウムなど)や栄養素を排出してしまう

前回の記事で、「フィチン酸は強力な解毒作用がある」と話しましたが、その作用があまりにも強すぎて、体にとって有効に働く栄養素も、体内から排出されてしまう・・・。それほどフィチン酸は他の物質と結合しやすい性質があります。

ですから、「そんなものが体内に入ってしまうと、体から栄養素を奪ってしまい、栄養失調になるのではないか?」という主張があります。

さきほど「米糠に農薬や放射性物質が溜まりやすい」と説明しましたが、その理由もフィチン酸です。フィチン酸は主に米糠の部分に存在している為、それらの物質とガッチリ結合してしまいます。

結果的に、フィチン酸の周りには農薬や放射性物質、その他の有害物質が引きつけられてしまいますが、それと同時に人体にとって有用なミネラル(カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウムなど)もフィチン酸によって引きつけられています。

なので、米糠は栄養豊富でもあり、でもあるのです。

玄米にフィチン酸は含まれていない

ただ、さきほどもチラッと書きましたが、玄米にフィチン酸は含まれていないんですよね。

玄米否定派(不勉強派)の皆さんがフィチン酸と呼んでるのは「フィチン」のことです。

一般的にそのような理解ですから、私も皆さんに伝わりやすいように「フィチン」のことをフィチン酸として解説していますが、本当は違います。

ですから上の主張は全部ひっくり返るのですが、それで解説を終わらせてしまうのも少し不親切な気もするので、出来るだけ難しくならないように違いを説明します。

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