猛烈に増殖するガン、ほとんど増殖しないガンの違い

まず「活性度」の意味ですが、簡単に言うと下記のようになります。

  • 活性度の高いガンは、増殖が早く、増殖の為に体内のブドウ糖やタンパク質を急激に消費させるタイプ。
  • 活性度の低いガンは、ガンという腫瘍があるだけで、腫瘍が大きくなるわけでもなく、もしくは増殖スピードが遅く、転移もなく、特に自覚症状がなく、健康な人となんら変わらないタイプ

近藤誠さんの言う「がんもどき」の考え方と似ていると思います。

対処法も同じで、活性度の低いガンは悪さはしないのだから、トータル栄養アプローチで体の栄養状態を良くするだけで、放射線治療や抗がん剤をやって下手にガンを暴れさせないほうがいいそうですし、活性度の高いガンは、患者の体調を考慮しながら、ある程度の放射線治療や抗がん剤投与を行うそうです。

ただ、「抗がん剤を打つことでかえってガン細胞の活性度が上がってしまう」ことは本でも触れられていますし、抗がん剤治療は「患者の状態の見極め」と「投与量」がキモになってくるのですが、患者によって適切な投与量がまちまちですし、なかなかマニュアル化出来ない部分だと思います。

一応血液検査の数値で判断するようですが、患者の反応&効き目がまちまちなので、「マニュアル化してるつまりになってるだけじゃね?」という意見です

抗がん剤治療の専門医(腫瘍内科医)でもない限り、延命効果も正直あまり期待できないというのが私の意見です。

それはそうと、私は「ガンの活性度」という概念を知ったとき、1つ疑問が浮かんだのです。
それは・・・、

ガンの進行度(ステージ)が一緒でも、ガンの活性度に著しく違いがあるのは何故なのか?

いろんな闘病記を見ていると、「全く暴れないガン」もあれば、運よく早期で見つかり、手術で全部摘出できたとしても、ほんの数ヶ月で再発するような「暴れるガン」もある・・・。
まったく違う病気のようです。

ガンが発見された時、すでにいくつかの臓器に転移が見つかっていて、ステージⅣのガンであっても(転移している時点で、活性度は高いかもしれませんが)、活性度が低いタイプのガンであれば、食事の改善や通常療法や代替療法、適度な睡眠や運動も取り入れた総合的なガン治療を行えば、ステージⅣの末期がんであっても完治する確率は低くないでしょう。

怖いのはその逆です。

ガンが発見された時は、極めて初期の段階だったとしても、もしそれが著しく活性度の高いガンだったとしたら、通常療法の後に転移する確率が極めて高いということになります。

早期発見であれば完治する確率も非常に高いので、ある意味安心してしまいますよね。
手術による負荷も軽いものになるでしょうし、ガンの種類やステージによっては抗がん剤による苦しい治療もいりません。つまり、油断しきってしまうのです。

しかし、その為にガンという病気を甘く考えてしまい、ガンになった原因を考えようともせず、生活習慣も変えず、淡々と過ごし、気づいた時には数箇所に転移・・・。という笑えないケースも考えられなくもありません。

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