沖縄の現状が物語る、生活習慣病の本当の原因

沖縄の若年層に特に多く見られる生活習慣病の本当の原因

さて、前回は「タンパク質をサプリメントで摂る重要性」や、「あらゆる病気の改善や、美容と健康の基本は、タンパク質の入れ替えである」という話をしました。

これは考えてみれば当たり前の話であり、体の構成要素の大部分がタンパク質で出来ていますから、様々な病変も細菌もウイルスも、基本的にはタンパク質の入れ替えが滞っていることによって疾患にまで発展してしまったり、感染してしまったりするのです。

ですから、食事やサプリメントからタンパク質をはじめとした様々な栄養素をしっかり摂り、体にあるガン(腫瘍)などの「異常なタンパク質」をさっさと入れ替える・・・。この「流れ」を促進させることが、分子栄養整合医学的に言えば「治療」なんです。

この「流れ」のことを別な言葉で表現すれば、「新陳代謝」になりますし、「この流れが止まらず、続いていること」を分子生物学的に言えば「生きている」ということになります。

ですから「新陳代謝を高める」ってことは、ほんっっとに大事なことなんです。
私はウォーキングをすることで新陳代謝が上がって昔みたいに汗かきになっちゃいましたが、(汗)むしろこれは喜ぶべきことなんですね。

タンパク質やその他の栄養素の流れを活発にするという意味では、「運動」も非常に大事です。「運動」についても「タンパク質の冤罪シリーズ」の後半のほうで扱っていく予定ですので、興味があれば読んでいただけたら、と思います。

日本人は、このタンパク質の「流れ」が滞っているだけでなく、タンパク質そのものが欠乏しています。それどころか、ほとんどの栄養素が欠乏していることが、厚生労働省のデータにより明らかになっています。

しかし、肥満の人は増えています。生活習慣病を患う方々も増えています。

栄養欠乏気味な日本人のはずなのに、なぜ栄養過多気味の人が罹りやすい疾患が増えているのか?これが非常に疑問だったのですが、「ヒント」は沖縄にありました。

長寿県転落 生活習慣を見直す時

都道府県別の平均寿命で、沖縄は女性が3位に後退し、調査開始以来初めてトップを明け渡した。男性は30位となり、前回の25位から五つも順位を下げた。

都道府県別の順位が付く指標は、数字に一喜一憂しがちだ。しかし、平均寿命は社会を映す鏡である。データが示す現実を社会全体の課題として冷静に読み解き、どう克服していくかが問われる。

私たちは「長寿県沖縄」を誇りとしてきたが、いったんそのこだわりから離れ、県民一人一人の健康が急速に蝕(むしば)まれている現実を直視したい。県を挙げて、改善に向けた知恵を絞らねばならない。

■働き盛りの死

厚生労働省がまとめた「2010年都道府県別生命表」によると、沖縄の女性の平均寿命は87・02歳で、5年前の前回の1位を長野県(87・18歳)に譲った。

10年前の2000年の調査で、4位から26位に大幅に後退した男性(79・40歳)は30位に甘んじ、低落傾向が鮮明になった。

女性の3位後退の理由について、厚労省は、平均寿命の伸び率が05年比で0・14歳と低く、全国の0・6歳に及ばなかったと分析した。伸び率が鈍化しているのは男性も共通している。

平均寿命と関連が深い年齢調整死亡率をみると、男女とも、20歳から64歳の青壮年層で、脳出血、急性心筋梗塞、慢性肝疾患など、生活習慣病による死亡率が全国より目に見えて高くなっている。

働き盛りで亡くなる人が多く、65歳以上の平均寿命が全国に比べて長いことを相殺してしまった。

こうした背景には、県民の太り過ぎがある。肥満解消が長寿を取り戻す最大の鍵となろう。

厚労省が昨年1月に公表した体格の調査(06年~10年)では、20歳から69歳の男性肥満者の割合は45・2%の沖縄が最高で、最も低い山口(22・1%)の倍を超えた。01年~05年の女性のデータも全国一の肥満度を示していた。

ハンバーガーなど欧米文化の影響を受けた高カロリー、高脂肪の食事と、車社会による慢性的な運動不足が要因だ。

夜型社会が深まり、飲酒する機会も多過ぎる。

これが、高血圧、高血糖、高脂血症が重なるメタボリック症候群の高さに結び付いている。

「赤信号」がともったと言っていい深刻な状況をどう改めればいいのか。男女ともに長寿日本一となった長野県の取り組みに学ぶべきことが多くある。

文字装飾は管理人による

出典:長寿県転落 生活習慣を見直す時 - 琉球新報

私の地元である沖縄では、ここ10年くらいで生活習慣病を患う方が急速に増えてきています。私も人のことは言えませんが、(笑)同級生にも軽い糖尿病を患っている方や痛風になった方もいます。

また、最近親戚の30代の女性が、くも膜下出血で救急搬送されました。無事、一命を取りとめ、必死にリハビリに励んでいます。

確かに沖縄では、若い世代で(30代~60代)生活習慣病を患う方が増えているのは事実です。
そして、この地元の新聞によれば、原因は「食の欧米化による高脂肪&高カロリーな食事」「慢性的な運動不足」であると述べていますが、本当でしょうか?

基地のある沖縄ですし、あまりにも分かりやすい原因なので「調べる必要もねーんじゃねーか?(´・ω・`)」と思ったくらいなのですが、一応データの裏づけを取ろうと思って調べてみると「驚愕の事実」が分かりました。とりあえず、原因のひとつとして挙げられている「食の欧米化」から解説しましょう。

コメント

  1. Youngja Yang より:

    すごい。知らなかったことを沢山教えてもらいました。たんぱく質重要ですね。

    • s___shin より:

      Youngja Yang 様、コメントありがとうございます。

      記事が参考になったようで嬉しい限りです^^

      以前私が極端にタンパク質を制限するような生活をしていたので、タンパク質の重要性はよく分かります。(肉汁さえ一滴も飲みませんでしたからね 笑)

      新里

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