栄養素の摂取は、「徐々に摂取量を増やしながら体の反応を見る」のが一番無難

ただ、私は主治医によく心配されました。

主治医A:「新里さん、体全体に黄疸が見られます。肝臓が心配なので、至急血液検査をしましょう!」

「ニンジュースの飲み過ぎで(β-カロチン)の過剰摂取で体が黄色くなる」ことはゲルソン療法の本を読んでいてよく知っていたのですが、A先生があまりにも深刻な顔をしていたので私自身も結構動揺してしまったのをよく覚えています。(笑)

ただ、ゲルソン博士や星野式ゲルソン療法の星野先生によれば、

体が黄色くなるまでニンジンジュースを飲みなさい

ということだったので、(苦笑)「いやいや、大丈夫かそれ?(´・ω・`)」と疑いながらも、この療法にかけていましたから忠実に実行しました。案の定、体のあちこちに黄疸が見られました。

看護士の友達に会って1分もしないうちに黄疸の指摘をされたので、医療関係者から見れば一目瞭然で「ただならぬ状態」だったのでしょうが、何度調べても肝臓の数値(γ-GTP)に異常は見られませんでした。もちろんCT検査の結果も良好です。

A先生は不思議がっていました。おそらく肝臓転移を疑っていたと思うのですが、ゲルソン療法を行っている方々の体験談を読む限り、ニンジンジュースの過剰摂取による弊害が起こった人は、一人もいなかったのです。

飲んで気分が悪くなったという人は、おそらく1回分の飲む量が多かったのだろうと思います。

因みに私は1回に飲む量は300cc前後ですが、(ニンジンジュースを含めて)1日に飲む野菜ジュースの量は2リットルを超えていました。それくらい小分けして飲めば、気分は悪くならないと思います。

また、栄養療法の専門家が糖尿病やうつ病、そしてガン治療をするプロセスを拝見していると、点滴や錠剤などで1日の摂取量の何十倍、時には何百倍という大量のビタミンやミネラルを患者に与えることもあります。

もちろん専門家が行うのですから、治療を行う前に綿密な検査をして「患者の体に不具合が起こらないか?」慎重に調べた上で行っているので安全性は高いのでしょうが、私のような素人が、安易な考えでいきなりたくさんの野菜ジュースを飲んだり、サプリメントを大量に摂取したりするのはやはり危険だとは思います。

一番無難は方法は、「少量から始めて、徐々に量を増やしていくこと」です。
少しずつ増やしていって、自分の体の反応を見ます。ある程度増やしていくと「(自分にとって)気分が悪くなる量」が分かるので、そこから徐々に摂取量を減らしていけば、「(自分にとって)最適な量」が分かってきます。

たぶん抗がん剤治療も患者の反応を見ながら投与量を徐々に調節するんだと思いますが、薬だろうが食事だろうが、やはり「自分の体に聞く」のが一番大事なのかなと考えています。

自分の体の声を聞いた結果、「やはり野菜ジュースはダメだ(´Д`)」という結果が分かれば、その時はサプリや薬を頼ればいいと思います。

「主役」は、あくまでタンパク質・・・。

ただ、ビタミン&ミネラルはあくまで新陳代謝を円滑に行う為の「補佐的な役割」であり、体の原材料となるタンパク質が不足していれば、悪い細胞の入れ替えを効率よく行うことは出来ません。ビタミン&ミネラルは、あくまで「脇役」であり、「主役」はタンパク質なのです。

当時の私は知識不足で、そのことに気づきませんでした。だから極端な肉食制限に走ったのだと思います。

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