野菜&果物ジュースで、急激に血糖値を上げない方法

私が調べた限りでは、「ガンには作りたての野菜&果物ジュースを毎日飲むことが有効」なのは間違いないと思います。

野菜や果物の搾りたてのジュースには大量のビタミンミネラル、そして最近話題のファイトケミカルが含まれていますから、それを何回かに分けて大量に飲むことを習慣的に行えば、「代謝異常」を起こしているガン患者や慢性病の患者にとっては、消化に負担をかけることなく栄養素を大量に吸収できるので、それを続けていくといずれ代謝が正常に戻るはずなのです。(※術後3年たった今、ゲルソン療法はとうの昔にすっかりやめましたが、毎日の野菜ジュースは今でも飲み続けています。 【追記:2013年6月21日】)

でも、それを忠実に実行すると、低血糖症のリスクが高まり、仕事に支障が出てしまうし、体のだるさ、頭のだるさを常に感じるようになってしまう・・・。さらに低血糖症、うつ病、糖尿病を発症することにつながりかねません。

ただ、これには対処法がありました。

スイーツの誘惑に負けたときは

和菓子、洋菓子などが肥満の原因になるのは含まれる糖質がインスリンの分泌を容易にし、内臓脂肪を蓄積させるからだが、これを防ぐ方法がある。

インスリンは食べ始めてから約30分で分泌されるが、食後すぐ体を動かすと、「グルット4」というタンパク質でできた輸送体が出てきて、ブドウ糖を細胞内に運んでくれる。

つまりグルット4を出すことができれば、インスリンをほとんど分泌させずにブドウ糖をエネルギー源として利用することができるため、内臓脂肪が増えにくくなるのだ。したがってスイーツを食べたら、すぐ体を動かすことがポイントだ。

デスクに座ったままクッキーをつまむのではなく、食べたら率先して立ち仕事や力仕事をしよう。

別の部署に書類を届けるときは、エレベーターではなく階段を使うなどのちょっとした工夫でよい。

「食べたらすぐ」というタイミングを逃さずに体を動かせば、内臓脂肪は燃やすことができ、増えない。

この「ちょこまか」動く運動を「NEAT(Non-Exercise Activity Thermogenesis)」と呼び、メタボ対策に推奨する学者もいる。

日本語では「非運動性活動熱産生」と訳す。

実際NEATは活動による熱産生の大半を占め、意識された運動よりもその割合は大きい。

アメリカの研究では、NEATを増やすことによって内臓脂肪を減らすことができると報告されている。

運動する暇のない忙しいビジネスマンには朗報だ。

これはランチでラーメンを食べたいときにも応用できる。

会社から距離のあるラーメン店まで足を運び、食後はウォーキングタイムにあてればよいのだ。

ラーメン店は食べ終わってから長居はできないので、箸をおいたら「ごちそうさま」と井をカウンターにのせ、すぐ体を動かすことができる。

15分以上歩くことがポイントだ。

タイミングがわかったら、次はグルット4を活性化する工夫を食事の中に取り入れよう。

それはロイシンというアミノ酸を増やすこと。

ロイシンは動物性タンパク質に豊富に含まれるため、ふだんから肉や魚を意識して食べると脂肪を燃やしやすい体質にできるといえる。

しかもグルット4自体もタンパク質でできているため、肉や魚介類、卵、乳製品などの動物性タンパク質をしっかり食べれば、一石二鳥といえよう。

またタンパク質は糖質や脂質に比べ、消化エネルギーを多く使うため体温を上昇させる。

ということは体の代謝が活発になり、よりいっそう脂肪を燃焼しやすくなる。

しかもタンパク質を摂って運動をすれば筋肉がつきやすくなるため、結果として基礎代謝も上がるというオマケもついてくる。

「ながら運動」でも構わないので、食べたら動くことを習慣にして、憎き内臓脂肪を撃退しよう。

インスリンを制するものが、肥満を制す!

(出典:姫野友美、『成功する人は缶コーヒーを飲まない 「すべてがうまく回りだす」黄金の食習慣 (講談社プラスアルファ新書)』講談社+α新書、2011.4.20発行、71頁~72頁より引用)

「なるほど、食べた後すぐに体を動かせばいいんだな( ̄ー ̄)ニヤリッ」

それから私は野菜ジュースを飲んだ後は、ストレッチをするようにしました。ウォーキングもいいのですが、その場でできるものがいいと思ったからです。

ストレッチは筋肉を伸ばしたり捻ったりするので、軽めの筋トレと同じ効果があります。ですので、結構有効なんじゃないかと思って取り入れたのですが、効果覿面でした!

食後に襲ってきた眠気が全くなくなりました!

運動中の栄養補給や肉体労働を仕事にしている人にとっては、ブドウ糖がたっぷり含まれているスポーツドリンクや市販の野菜ジュースは、エネルギー源をスムーズに補給出来るので最適なのかもしれませんが、現代人はどちらかというと運動不足ですし、デスクワーク中心の仕事の人が、「健康の為に」と野菜ジュース(コーヒーも含む)を飲んでいると、それらの飲料水の中に含まれている大量のブドウ糖により、急激に血糖値が上昇し、その結果過剰なインスリン分泌を招き、低血糖症になるんだと思います。

私は1日何回も手作りの野菜ジュースを飲んでいるので、低血糖症になっていてもおかしくありません。

しかも、野菜や果物そのものを食べるのではなく、搾ったエキスを飲むので、さらに消化吸収が良くなり、凄い勢いで血糖値が上がっていた「かもしれません」。

だとすれば、きっと膵臓にも負担がかかっていたと思います。

「かもしれません」と書いたのは、「搾りたてのジュースにはブドウ糖以外の大量のビタミンやミネラルやファイトケミカルが含まれているので、それらとの相互作用により、血糖値の急上昇を防げる」という意見もあるからです。

でも私の実体験としては、低血糖症的な症状が続いていたので、市販のみではなく、ジューサーで搾ったばかりの生ジュースでも血糖値の急上昇を招くと考えています。

ただ、低血糖症的な症状の原因は、後から説明する「タンパク質欠乏」の可能性もあるので、本当に「搾りたてのジュース」が低血糖状態を引き起こしたのかは分かりません。「両方が原因になっている」と考えたほうが無難な判断でしょう。

ちなみに、市販の野菜ジュース等は加工精製されているので、糖質ばっかりでビタミン・ミネラルなどがほとんど死んでいます。つまり、砂糖水を飲んでいるのとほとんど変わらないことになります。

おかげで、恐ろしい勢いで血糖値が急上昇します。

朝の出勤中に市販の野菜ジュースと菓子パンやおにぎりなどで簡単に朝食を済ませてしまう人がいますよね。

野菜ジュースはヘルシーだから体にいいだろう・・・。

などと考えているかもしれませんが、栄養学的にみると、野菜ジュースも、菓子パンもおにぎりも、含まれている主成分は炭水化物です。

つまり、ほとんどブドウ糖のみを摂取していることになります。

姫野さんによれば、こんな朝食を毎日続けていると、

  • 午前中に眠気がきたり、
  • 仕事に身が入らなくなったり、
  • 朝起きるのが辛かったり、
  • 「頭を使う作業」が長く続けられなくなったり、

つまり、低血糖症に陥る可能性が高いと述べられています。

さらに姫野さんは自身のクリニックで「抑うつ感」「不安感」「イライラ感」「息苦しさ」「めまい」「動悸」「手の震え」を訴えている患者さんを問診したところ、血糖調節が正常だった人は400人中4人しかいなかったそうです。

この記述を読んだときに思ったのは、

朝食の時間がとれないからといって、缶コーヒーと食パンだけで済ませている社会人は、うつ病予備軍じゃないか?

でした。

ストレス社会によって精神を患う人が増えてきていると言うけれども、こういうこと(血糖調節の異常)も要因の一つではないでしょうか?

会社にいくのが辛い理由は「砂糖」なのかもしれません。

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