反論3に関しまして

内容を繰り返しますが、私は「あの論説には、試験内容の制限や限界が記述されていない」と判断していましたので、「あの論説はフェアじゃないし、曲解がある。タイトルから悪意を感じる」と考えていました。

しかし、再度読んでみると、以下のような記述を見つけることが出来ました。

The trial was limited by high rates of nonadherence and dropouts.

引用:Enough Is Enough: Stop Wasting Money on Vitamin and Mineral Supplements

よって論説の主張はフェアだし、正しい主張だと分かりました。

ただ、やはりタイトルが気に食わない・・・。試験には制限があることを明記しておきながら、何故あのようなタイトルになるのだろうか?「科学的事実」は常に暫定的なものであり、覆されうるものでもあるので、「もう少し配慮したタイトルに出来なかったのか?」というのが私の我侭な意見です。

もう1点。「科学的事実」は常に暫定的なものであるにも関わらず、「抗酸化剤、葉酸、ビタミンBに関しては、有害、またはほとんど効果がないので、これ以上の大規模な臨床試験を行うことは正当化されない」と言ってしまうのはどうなのでしょうか。

id:Mochimasaさんが仰るように「論説記事は、事実ではなく意見を書くところ」ですから問題ないかもしれませんが、少し「書き過ぎ」な感はします。

書き過ぎなのか?書き過ぎでないのか?
この部分の議論に関しては、私とid:Mochimasaさんでは延々と平行線を辿るかもしれませんが、少なくとも私の方は「誤読に基づいた批判」をしていたことは否めません。

もう1度あの論説を素直に読めば、「あの論説の主張は、論文内容を大きく逸脱したものではない」という結論になりました。ということで、「あの論説には悪意がある」という私の主張を(多少留意はしてますが)撤回したいと思います。

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