作用機序の異なる抗がん物質を組み合わせることが大事

フィチン酸(IP6)とイノシトールの品質に関しては「IP6ゴールド」が勝っているでしょうが、抗がん作用の総合力を考えると、「おいしい玄米粉」のほうが勝っているんじゃないかと思っています。

というのも、「IP6ゴールド」はフィチン酸(IP6)とイノシトールを高純度で抽出してはいますが、玄米に含まれるその他の抗がん物質である「RBF」や「RBA(α-グルカン)」は含まれていないからです。

これはあくまで私の考えなのですが、抗がん作用は「掛け算」で決まると思っています。

世の中には様々な抗がん物質があり、様々なメカニズムで抗がん作用を発揮するものがありますが、「作用機序の異なる抗がん物質を組み合わせることで、単独では得られない相乗効果が得られるんじゃないか」と考えています。

これは、私のガン食事療法&栄養療法の根幹を成す考え方でもあります。
ですので、「IP6ゴールド」よりも作用機序の異なる抗がん物質が複数含まれている「おいしい玄米粉」のほうに魅力を感じるのです。

実際の話、「これさえ飲めば、ガンは治る!」みたいなものはないと思うんですよ・・・。

アガリクスもフコイダンもある程度の抗がん作用はあるのでしょうが、単独では微々たる効果でしょう。「早期がんにはある程度の効果はあるが、進行がんからは全く歯が立たなかった」という比較試験結果もあるようです。(参考:草野直樹著「健康情報・本当の話」)

「食事はバランスを考えましょう」とか「1日30品目食べるようにしましょう」とか言われるのも、「栄養素には、組み合わせによる相乗効果がある」ことを経験的に分かっているからだと思います。

低速ジューサーで作った新鮮なミックスジュース

私が実践している食事療法の1つである「低速ジューサーで作った搾りたての野菜&果物ジュースの大量摂取」も、旬の野菜や果物を中心に、少なくとも5種類以上を組み合わせるように意識しています。

多くの野菜を組み合わせれば組み合わせるほど、味がおかしくなる傾向がありますが、(笑)毎日作っているとどんな味になるかはだいたい想像がつくようになりますので、失敗はしなくなるでしょう。

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私はこれまでずーっと「組み合わせ」を意識してきました。
私の治療が上手くいっている理由は、「組み合わせ」だと確信しています。

私と似たような食事療法を実践している方々は多数いらっしゃいますが、それでも上手くいっている人とそうでない人に分かれるのは、「多種多様な食材を用いていない」「組み合わせの数が圧倒的に足りない」からだと思います。「体に良いものを摂れば良い」という単純な話ではないのです。

摂取量より組み合わせが大事です。
サプリメントで組み合わせの数を増やそうとすると、栄養バランスが偏りがちになってむしろ有害になる可能性もあります。実際に、個別の栄養素をサプリメントで大量に摂取すると、発がん率が増加したという調査があります。

ビタミンE が肺がんのリスクを増やす!?

食材から組み合わせを考える

そうではなく、「食材から組み合わせを考える」ことを意識すべきだと思います。

その点を考えても、あくまで抽出物である「IP6ゴールド」より、玄米を高温殺菌処理して粉砕しただけである「おいしい玄米粉」のほうが明らかに食品に近いですし、様々な抗がん物質が含まれているので優れていると思います。

サプリメントを摂ることが悪いというわけではありませんが、なるべく食品に近い形のものを選ぶことが大切だと思います。

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