三大栄養素は「おかず」から摂り、その他の栄養素は「煮汁」から頂く

ここまで読んでくださった方なら、随分前に提起した疑問。つまり、

  • 冷水ではダメなのか?
  • 5分ほど放置する意味は何なのか?
  • そもそもの話として、「玄米そのもの」を食べるよりも
    「おいしい玄米粉」を食べたほうが効果があるって、一体どういうことなのか?

これらの疑問が全て解消されたのではないでしょうか?

冷水ではダメなのか?

冷水だと作物の細胞壁が柔らかくならないので、ファイトケミカルやその他の成分を十分に抽出することが出来ません。

5分ほど放置する意味は何なのか?

細胞壁から液体内にファイトケミカルが溶け出すのに、多少時間がかかるからです。

前田先生は5分前後と仰っていますが、私の経験上、作物によって細胞壁の頑丈度が違うので、加熱させる時間が違ってくるのではないかと思います。かぼちゃ等の皮が固い野菜の場合、30分~1時間ほど煮込む必要があると考えています。

ただ、ファイトケミカルは揮発性のものが多い印象を受けるので、あまり加熱するとファイトケミカルが蒸気となって逃げていっちゃいます・・・。

ですので、長い時間加熱し過ぎるのも問題でしょう。(※野菜を炒めるといい匂いがしてくるのも、ファイトケミカルが空気中に逃げていっているからだと考えられます)

玄米そのもの」を食べるよりも「おいしい玄米粉」を食べたほうが効果がある理由とは?

前田先生や高橋先生の言葉にもあるように、「野菜の栄養成分の8割~9割が、煮汁のほうに溶け出している」からです。

そう考えると、「本体」はむしろ煮汁のほうです。しかも液体ですから、腸管からすんなりと吸収されます。

このことを踏まえて、「玄米そのもの」と「おいしい玄米粉」を考えてみて下さい。

玄米を食べると、玄米に含まれるファイトケミカルの1割ほどが体に吸収されることになりますが、おいしい玄米粉を熱湯に溶かし込み、しばらく放置したものを飲めば、ファイトケミカルの8割~9割が体に吸収されることになります。

「おいしい玄米粉」のほうが数倍効果があることになりますよね?理論上は・・・。

ただ、煮汁に溶け出してくるのは、主に「ビタミン」「ミネラル」「ファイトケミカル」なので、煮汁を飲んでるだけでは最も重要な三大栄養素を十分に摂ることは出来ません。

「ビタミン」「ミネラル」「ファイトケミカル」は重要ですが、カロリーにはなりません。

やはり「作物そのもの」をしっかり食べることは大事なのです。

ただ、「ビタミン」「ミネラル」「ファイトケミカル」を頂くだけなら、煮汁を飲めばいいので消化に負担をかけずに済みます。それ以外の三大栄養素(特にタンパク質)は、煮汁にはあまり溶けだしてこないので、「おかず」からしっかり摂るようにします。つまり・・・。

  • 主食である玄米は少なめの量にし、肉や野菜や魚などのおかずの量を増やす・・・。
  • さらに様々な野菜の煮汁を頂く・・・。

という食事療法もありかもしれません。

実際に私と父はそのような食事療法を数ヶ月前から試しています。

以下が様々な野菜を「組み合わせた」煮汁です。これを食前に飲むようにしています。

様々な野菜を組み合わせて作ったファイトケミカルスープ

もう少し経過を見なければ分からないのですが、今のところ父の前立腺がんの経過はまずまずといったところです。

以前は薬の副作用によって肝臓がやられていたのですが、野菜の煮汁(ファイトケミカルスープ)を飲み始めてからは、肝臓の数値の悪化を抑えることが出来ています。

肝臓対策が、多少功を奏した?
こんにちは、新里です。 今日は父の定期検査に付き添ってきました。 沖縄もだいぶ涼しくなってきたので長袖をつけて行ったのですが...
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