お茶に関する2つの注意点

ただ、あんまりこのお茶について良いことばかり言ってきたので、注意する点を書いておきます。

まず一つ目ですが、このお茶にはビタミンKが多く含まれているので、抗凝固剤としてビタミンK作用抑制剤(ワーファリンなど)を服用しておられる方は、粉末状の茶葉を丸ごと多く摂取することによって、ワーファリンの効果が大きく低下しますので飲まないほうがいいです。

で、二つ目ですが、あまり抗酸化食品に期待しないほうがいいです。先程、ORAC値の話をしましたが、「ORAC値の高い食品を食べたからといって、体内で抗酸化力を発揮するという根拠がない」らしく、つい最近ですが、米国農務省(USDA)が一般に公開していたORACデータベースをウェブサイトから取り下げました。(参考 → 食品安全情報(化学物質)No. 13/ 2012(2012. 06. 27)

米国農務省(USDA)としては、「皆さんの日々の食生活に少しでもお役に立てれば・・・、」という善意でこのデータベースを公表していたと思うのですが、このデータは健康食品会社にとって格好の宣伝材料だったんですね。

悪徳健康会社「ほら、アメリカ政府様もこう言ってますから、このビ○ベリーサプリメントを摂ることで、活性酸素の害を防ぐことが出来ますよ~ <丶`∀´> 」

こんなことを言う輩にお墨付きを与えてしまった訳ですね。(苦笑)
In vitro試験(※ビーカーや試験管内での実験のこと)では抗酸化力があることが示されたけども、それが実際にヒトに対しても抗酸化力を発揮するのか?と言えば、「そうとは限らない」ことを示す証拠が増えてきたんです。

つまり、このデータベースの取り下げによって、「抗酸化力」を謳っている健康食品の効果は、完全に否定されたことになります。この有機茶パウダーの価値は「世界一抗酸化力が高い食品」という部分ですが、その価値もなくなったということです。

なので、上で書いたことが全てひっくり返された形となっていますが、(苦笑)
黒ニンニクはともかく、お茶に関しては数百年の歴史があるわけです。

下のほうで説明しているように、大昔の人の平均寿命と、その当時の茶人の平均寿命では2倍から3倍ほど違うという事実があります。ためしてガッテンに出ていた「元気なおばちゃん」という事実があります。「抗酸化力の高さが、ヒトにも当てはまるとは言えなくなったが、『なぜか効く』」のです。

ここはまだ科学が追いついていないのです。もしかしたら、後にお茶に限ってはヒトでも抗酸化力が発揮されることが示されるかもしれませんし、「ある条件」が加わることで、抗酸化食品の効果が発揮されることが実証されるかもしれません。

私が一番重視しているのは科学的データではなく、「事実」の部分なのです。
何百年も飲まれ続け、日本の伝統文化にまでなっている事実、茶人は恐ろしく長生きである事実、そして今回のガッテンの番組でわかった事実、それは「ガンの死亡率の低い地域はお茶の産地が多い」こと。

よく分からないけど、『なぜか効く』のです。たとえお茶の効果が科学的に説明できなくても、茶葉が持っている強力な抗酸化力が人体で発揮されるという証拠がなくても、この『なぜか効く』という事実は消えないのです。

だから私はお茶を飲むことを選びました。科学の力を過小評価しているわけではありません。「ただ、追いついていないだけ」だと思っているので、いずれ、お茶を含むその他の抗酸化力の高い食品のヒトでの効果が、個別に実証されていくと思います。

そして術後から3年経った今、未だ再発の兆候が見られないところをみると、「このお茶を飲み続けた効果はあったのかなぁ」と思います。もちろん他にも色々やっているのでこのお茶のみの効果ではないのですが、私と同じガン闘病中の方にもお勧めできるものだと思って紹介しました。

このお茶ではなくても、抹茶のように「茶葉ごと頂くような飲み方」をしている場合は、ガンの再発予防に効果があると思っています。少しでも参考になれば、幸いですm(_ _)m

~ 追記:2013年5月16日 ~

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