病院内で昼飯を食べた後、2階にある乳腺外科のほうに行きました。
N先生:「はじめまして、これから新里さんを担当させて頂くNと申します。よろしくお願いします。」
母と私:「こちらこそ、どうぞよろしくお願いします」
とても優しそうで感じのいい先生でした。
これから長い付き合いになると思うので、良い先生と巡り合えたのは本当に幸運でした。
N先生:「午前中も診察でお疲れかもしれませんが、本日はもう2つほど検査をやりたいと思っています。」
また検査かよ・・・。と思いましたが、とりあえず了承しました。
2つの検査が終わり、その結果説明の為に、またまた診察です。
「新たな異常は見つからなかった」とのことでした。しかしながら、後日「胸部MRI」と「PET検査」をしたいということで、さすがに多過ぎると思った私は、「何故この2つの検査が必要なのか」を小一時間ほど問い詰めました。
N先生によれば、背骨にある骨転移が少しに気になるので、胸部MRI検査を行ってもう少し詳しく調べてみたいとのことです。
母は週に1回スイミングスクールに通っていまして、「体力を維持したりストレス解消の為にも、出来れば続けたい」という希望を伝えていましたので、「背骨の転移部分も含め、その他の骨転移の部分も詳しく調べたい」とのことでした。非常に納得しました。
そしてPET検査に関しては、今のところ過去に切り取った乳がんからの転移が非常に濃厚なのだけれども、子宮がんや子宮頸がんなどの「婦人科系のガン」が原発巣である可能性も捨てきれないので、PETのような全身検索をすることが望ましいと説明してくれました。
私:「PETが全身検索なのであれば、PET検査のみで事足りるのではないでしょうか?」
という質問に対しては、「PETでは細かい部分までは分からず、骨転移(特に背骨にある部分)の詳細な情報を得る為には、胸部MRIも重ねて行う必要がある」とのことです。これについても納得しました。
ということで、26日には胸部MRI、29日にはPET検査を行うことになりました。
お金がいくらかかるのやら・・・。