「あなたは今、何処にいますか?」

2点を固定すること

例えば、友達があなたの家に行く途中、道に迷っちゃったとします。
そこであなたに電話をかけました。

「ちょっと迷っちゃったんだけど(´・ω・`)」

こう聞かれたあなたは、友達になんて答えるでしょうか?

「周りに何が見える?」

ですよね。

この質問の意図は、「友達の現在地を特定すること」です。

友達が今何処にいるのかを特定することで、目的地(ゴール)であるあなたの家までの「道順」を導く為です。

つまり、現在地と目的地の2点が固定されれば、必然的に「道順」が決まります。

もちろん「道順」はいくつもあります。1つだけが正解というわけではありません。

あなたはその中から、方向音痴の友達が辿り着きやすいように、敢えて最短距離を伝えないかもしれません。

(このように行けば最短距離なんだけど、信号も多いし、目印も少ないから分かりにくい・・・。このルートなら遠回りかもしれないけども、1回しか右折しないし、あいつでも迷うことなく辿り着けるだろう・・・。)

このように2点を固定することで、「相手にとってベストな道順」を選択するでしょう。

2点を固定せずに「道順」を探す人が多い・・・。

ここにキーワード

これって言われてみれば当たり前のことなのですが、この当たり前のことが出来ていない人が本当に多いです。

電話の例では「2点を固定する」という思考プロセスが無意識に出来るのに、人生の様々な場面ではその思考プロセスが働かず、「2点を固定せずに、道順ばかりを探そうとする人」があまりにも多い・・・。

最近はがん患者さんと会って話をさせていただく機会があるので、悩みを相談されたり質問を受けたりするのですが、正直に言えば、話が支離滅裂なんです。

悩んでいるのは分かるけれども、「何故悩んでいるのか」が本人自身もよく分かっていないし、「それをどうしたいのか」もよく分かっていないように見えます。

つまり、2点とも固定されていない・・・。

これでは「ただパニックになっているだけ」であり、非常にまずい状態です。

がん患者だから仕方ありませんが、治療の第1歩はその状態を早く抜け出し、
「さて、私はどういう状況だろう?」と、冷静に現状を把握することです。

これが現在地を固定することであり、「2点のうちの1点目を固定すること」です。

「2点を固定し、自分にとってベストな道順を把握する」ことが出来れば、人生で遭遇する様々な困難に打ち克つことが出来ます。

2点を正しく固定できれば、「道順」なんて自動的に導けますから、そんなもん後回しです。

むしろ、2点を固定する前に「道順」を探そうとするから・・・、
つまりノウハウ(方法論)ばっかり追いかけるから、迷宮入りするのです。

このことは、先ほどの電話の例からもよく分かると思います。

友人が何処にいるかも分からないのに、どうやって家までの道順を伝えることが出来るのでしょうか?出来ませんよね・・・。

しかし、ほとんどの方が道順「から」探しているのです。

物事を達成しようと思ったら、何はともあれ「2点を固定すること」です・・・。

資格勉強も企画立案もガン治療も同じです。
「2点を固定すること」を意識するだけで、かなり変わるでしょう。

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コメント

  1. Kiki より:

    コメントありがとうございます。
    とても丁寧にお答えいただきうれしいです。
    急ぎませんが手術に対してのご意見を聞きたいなと思い、もしよろしければメールでご連絡は可能ですか?
    コメント欄では不特定多数の方の手前、私の発言が
    他の方に不安を与えても申し訳ないと思って。
    もし、個人的な問いですのでご無理は申しません。
    書き方が悪くてすみません、ちなみに前コメントの食事は炭水化物は玄米とそばぐらいしか摂ってません。
    (T∀T;) 食べたいのは山々ですが。問題ないですよね?
    その先生の本も読みました。もう一回熟読してみます。

    • 新里(管理人) より:

      Kiki様、コメントありがとうございます。

      >もしよろしければメールでご連絡は可能ですか?

      はい。リンク集ページへ行って、真ん中あたりに「お問い合わせはコチラ」がありますので、こちらをクリックしていただければメーラーが立ち上がります。

      私に答えられるものであれば何でも答えますので、少しでもお役に立てればと思います。

      新里

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