ガンと成功哲学の共通点

まず、何故ガンの闘病記なのに成功哲学的な話をする必要があるのか?その理由から述べようと思うのですが、一つ目は年初めだからです(笑)。

もう既に1年の計画を立てた方も多いと思いますが、私はその発想がもう時代に合っていないと思いますし、ほとんど意味がないばかりか、有害にすらなりかねないと思っています。その理由は読んでいけば後ほど分かると思います。

二つ目は「ガンと成功哲学が似たような問題を抱えている」からです。これが私たちを不幸にしている根本原因であると考えています。

まず両者に共通していることは「確実な答えがない」ことです。

ガンという病気は未だに原因も治療法もよく分かっていません。

遺伝子DNAが傷つくことによる異常コピーが原因だといわれていますが、そんなことは地球上全ての生物のなかで当たり前に起こっている現象なわけで、「細胞ががん化する」こと自体に大きな問題があるわけではありません。

問題なのは「がん細胞が増えすぎること」です。なぜ腫瘍を形成するまで大きくなり過ぎてしまうのかが、よく分かっていません。

原因がよく分かっていないのに、治療法を「あ~だこ~だ」やってるのが現在のガン医療です。


真っ暗闇の中に正体不明の物体がいたとします。こちらとしては得体が知れませんから、非常に怖いです。

いろんな武器を使って攻撃を繰り出しているが、全く手ごたえがない。でも確実に何かがいる気配がある・・・。

そこで蛍光灯をつけてみると、単なる猫だった・・・。


これは実際に私が経験したことです(笑)

正体(原因)が分かると初めて安心できるのです。少なくとも対処法を見つけ出す手がかりにはなります。

正体不明の物体が猫じゃなくターミネーターだったとしたら絶望するでしょうが(苦笑)、少なくとも既存の武器は通用しないことが分かります。

そこでどこかの溶鉱炉におびき出して落とすとか、水素爆弾でやっつけようとか、様々な対策を講じることが出来ます。

現在のがん医療では、新しい抗がん剤の開発の為に、数千億もの資金と数十年の研究という膨大なコストをかけていますが、「ガン(腫瘍)の発生原因」の基礎研究においてコストをかけているようには見えません。

本当の意味で「ガンで死ぬ時代は終わった」と言える為には、ガン細胞が腫瘍になるまで増殖してしまう原因を明確にする必要があります。そうすれば、少なくとも対処法を探るキッカケになるはずです。

そこを無視して治療法を模索しているのですから、暗闇の中で正体不明の物体に怯えながら手探りな状態を永遠に続けています。まずは灯りをつけないといけないのに・・・。

成功哲学も同じです。

成功、成功って言うけれども、「なにをもって成功」と言えるんでしょうか?

「確実な答え」がないですよね?それぞれが自分の価値観に照らし合わせて決めるべきものであり、何か決まりきったものがあるわけではありません。

決まりきったものがないのだから、成功するための要素(原因)も「答え」があるわけではありません。

答えがないものに答えを求めようとするから苦しむのではないでしょうか?

「答えはない」という前提で(それでも)歩き続けることが大事であり、
そして「その過程を楽しむ」ことこそが幸せの秘訣だと私は思うのですが、どこからともなく・・・。

ほら、ここに「答え」があるよ・・・。

と、耳元でささやかれるものですから、つい歩くのを止めてしまい、誰かから「答え」を与えられる道を選ぶのです。

しかし、その「答え」は誰かの答えであって「あなたにとっての答え」ではありません。

往々にしてその答えは「あなたにとっては間違い」であり、答えだと思ってたのに「間違ってた」「失敗した」と気づいたあなたは不平不満を言うでしょう。

がん治療にも成功哲学にも、そのような問題が内在しているのです。

トップへ戻る