【第一部】食べ物だけではガンは絶対に治らない

私はガンになって以降、様々な視点から「食」に関して考察してきました。

巷ではやれ「肉を食べると悪い」だの「食品添加物や農薬がテンコ盛りの食べ物」だの「砂糖の摂り過ぎが悪い」だの色々言われていますが、大事なのは食事の量であることが分かりました。

食事と運動だけじゃ不十分!めちゃくちゃな生活をしている人が、なぜか健康と若々しさを維持している理由とは?
こんにちは、新里です。 最近は腹八分を心掛けています。 別に体重が増えてきたから「痩せよう!」と思って少食にしているわけじ...

前回の記事の復習になっちゃいますが、肝臓や腎臓をはじめとした人間の体内の解毒システムはそんなにポンコツではありません。

神ががってる(°д°;)

と言ってもいいくらい高機能(ハイスペック)なのです。

食品添加物や農薬や発がん物質を少々摂ったところで、肝臓様は粉々に分解して無毒化し、体外にスムーズに排出してしまうのです(※もちろん有害金属ミネラルなどの例外もあります)。

日々の蓄積と一回の摂取量(食べる量)が問題なのであって、そんなマ○クみたいな体に悪そうなものをたま~に食べたって、全く問題ないんですね。(もちろん私のようなガン患者の場合、栄養代謝不全に陥っていますから、数年は食事に気をつける必要があると思います)

また、最近気づいたことがあります。それは、

  • 食事だけでは健康になれない
  • 食事だけではガンを治せない

運動や睡眠も重要ですが、それ以上に精神状態がかなり重要であることが分かりました。

副交感神経優位により免疫力がどうたらという話だけではなく、あらゆる新陳代謝が、精神状態にかなり影響されていることが生理学的にも解明されつつあるようです。

つまり、同じものを食べても精神状態によって体内で起こる化学変化が異なってくるということです。

かつて『美味礼讃』という本を記したフランス人は「私達の心と体は、食べたものから作られている」と、説きました。そしてそれは正しいことが大脳生理学や分子栄養学的見地から確かめられています。

これは私達が健康的に生きていく上でとても重要な知識なのですが、先程の話のことを考えると不完全な知識であることが分かります。これをこう書き直せば「完全な知識」になります。

私達の心と体は食べたものから作られるが、食べたものをどう利用するかは心次第である

つまり、「どのように精神や肉体が作られていくのか?」というのは、食べたものだけでは決まらないのです。「何を食べるか?」が大切なのは間違いないのですが、それ以上に「何を想うか?」「何を考えるか?」「どのような感情でいるのか?」の方が大事なのです。

この事は、私のようなガン患者に重要な示唆を与えてくれています。

つまり、ガンの再発防止の為に食事を改善しても、常に再発の恐怖に怯えていたり、「なぜ、自分ばっかり・・・、」とか「どうせ自分はダメなんだ」などと絶望や不平不満を撒き散らしていたら、せっかく体に摂り入れた栄養素から薬ではなく毒物が作られるので、効果が減少するどころか有害になる可能性があるのです。

おそらく抗がん剤や放射線の治療効果にもマイナスの影響が出るかもしれません。

年齢不相応に肌がキレイで若々しい人や、その逆に肌荒れがひどく、老けている人にも同じ理屈が通用すると思うんですよね。女優さんを見てるとそう感じます。

ほとんどの女優さんが「私は美しい、私は一番キレイ」という微笑ましい勘違いをしているのですが、いつまでも若々しさを保っている理由は、そのような想い(精神状態)があるからこそ、食べたものがうまいこと分解&合成されて、若々しさを維持する為の物質を体内で作り出しているからじゃないか?と思います。

例えばアボカドはビタミンEと植物性たんぱく質が豊富だから、美容にいいのは間違いないのですが、それを食べて肌が綺麗になる人もいれば、そうじゃない人もいる・・・。その差を生み出しているのは「精神状態」なのです。

筋トレやスポーツにも似たようなことが言えます。

「筋肉をでかくしたい!」という願望やイメージを思い描きながらトレーニングしている人と、特に何も考えていない人では出来上がった筋肉の一つ一つの筋の太さが違うそうです。

つまり、「より筋トレの効果があった」ということになります。

これは人から聞いたのですが「面白いな~」と思った話があります。

普通筋トレをやると体がでかくなり体重も増えますが、「スリムになりたい!」「細マッチョになりたい!」という願望やイメージを思い描きながら筋トレをしていくと、実際に筋肉はそれほど太くはならず、筋がびっしり入った見栄えのいい体になるそうです。

普通に考えれば筋トレを単純にこなしていけば必ず筋が太くなりますから不思議な話です。

おそらくそのような体を作る為のトレーニングプログラムがあるのでしょうが、そういうイメージや精神状態もプラスに作用したのかもしれません。

スポーツ技術の向上に関して言えば、スポーツ心理学という学問があるように技術の向上と精神状態との関連性はかなり研究されています。

スポーツ選手の心理的競技能力のトレーニングに関する研究(4) : 診断テストの作成 徳永 幹雄 , 橋本 公雄 健康科学 10, 73-84, 1988-02-20
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