mFOLFOX6療法の効果・副作用について

抗癌剤治療(mFOLFOX6療法)の効果と副作用

抗癌剤治療(mFOLFOX6療法)をやったその夜に、すぐに副作用と思われる吐き気が襲ってきました。

その時はたいした吐き気ではなかったので普通に寝たのですが、朝目が覚めた後、普通に起きようとしたら頭痛がある、微熱がある、、吐き気がある、、、喉が痛い、、、、などなど(汗)「もうかよ・・・。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・」という感じでゲンナリしていました。

私は他の人に比べて薬が効きやすい体質のようなので、もしかしたら抗癌剤の副作用も出やすいんじゃ・・・、とは思ってましたが、やはりそうでした。因みに麻酔も効きやすいみたいなんですよね。

がん治療の効果を上げるには、肝臓機能をアップさせることが大切

で、書いててちょっと思ったことがあるんですが、麻酔が効きにくい人は、普段からお酒を飲むんでいる人に多いそうです。私は、もうこんな病気になっちゃったんでお酒はやめたのですが、お酒って飲んでいくうちに強くなりますよね。

私は元々お酒が飲めなくてあまり好きではなかったのですが、社会にでると、どうしても上司や同僚の付き合いとかもあって飲みに行く機会が多くなりますよね。で、仕方なく飲むんですけど、飲んでいくうちにあまり酔わなくなってきました。

もちろん経験を重ねていくうちに「自分のアルコールの許容範囲」みたいなのが分かってくるから無意識にセーブしてるんでしょうが、それを差し引いても、飲んでいくうちに確実にアルコールに強い体質になってきてる実感がありました。お酒を飲まれる方ならば、誰でも分かるのではないでしょうか?

これは、普段からアルコールを飲んでるうちに、肝臓がそれに対応してくるんですね。

肝臓は体の解毒処理の役割を持っていますから、体に入ってくる「毒」に対抗する為に、その毒に対応した「酵素」を作ります。ですから、普段から体内にアルコールが入るような習慣(飲酒の習慣)を続けていると、肝臓はいつもより「アルコールを分解する酵素」を多く作るようになります。

お酒を飲んでいない日でも、ついつい多く作っちゃいます。
そういう「肝臓のクセ」がついてくるんです。「飲んでいくうちに、お酒に強くなってくる」理由は、こういうことなんです。

しかし、肝臓は他の酵素を作る仕事もしていますから、「アルコール分解酵素」ばっかり作っていると、他の酵素を作る材料も余力もなくなってしまいます。

毎日酒を浴びるように飲む人の肝臓は疲弊しきっています。
ただ、アルコールを分解することだけは、毎日やってて慣れていますから得意分野になっています。酒を飲んでもすぐに分解して無毒化する能力が、普通の人より優れているのです。

一見良いことのように思えるのですが、そのぶん他の毒素を分解する余力がなくなるので、「毒素が溜まりやすくなる」というデメリットもあります。そのせいであらゆる慢性疾患のリスクが上がるのです。

天才なのかもしれません

「お酒を普段から飲んでいる人は、麻酔が効きにくい」というのは、おそらく麻酔も「アルコール分解酵素」で分解されやすい・・・。ということなのかもしれません。つまり、「早く効き目がなくなる」ということです。で、調べてみたら、やっぱり私の予想は当たっていました。ひょっとして、私は天才なのかもしれません(やはり・・・。)。解説されているページがあったので、引用します。

Q:

酒をたくさん飲む人は麻酔が効きにくい様な話を聞きましたが、実際はどうなのでしょうか?歯医者で麻酔を使われましたが、あまり効いていない様でかなり痛かったので質問しました。

現在は酒はほとんど飲みませんが、1年前までは毎晩晩酌をしていました。

—–

A:

麻酔科医です。
まず、お酒と肝臓の関係を説明します。

お酒は人間の肝臓で処理されてアセトアルデヒドを経て無害な酢酸(お酢)になり、最終的には腎臓から排出されます。

普段からお酒をたくさん飲んでいると、それを処理するために肝臓の酵素が徐々に増え、どんどんお酒を分解できるようになります(酵素誘導といいます)

このお酒を処理する酵素は同時に薬物も処理しますので、普段お酒をたくさん飲んで酵素が増えている人ですと、痛み止めなどの薬を飲んでも同じようにどんどん分解してしまうので、有効成分(肝臓で分解される前の状態)が血液中に存在する時間が短くなります。

そこで「酒飲みは薬が効かない」といわれるのです。

※ちなみに、酒と薬を一緒に飲んではいけないというのは、酒も薬も同じ酵素が処理するので、酒を分解するために酵素が使われてしまい、薬を分解できる酵素が減ってしまって、結果的に血液中の薬の有効成分が想定以上に上がってしまって、過剰投与したのと同じ状態になってしまうからです。

ただし、お酒の飲みすぎでアルコール性肝炎または肝硬変になってしまった人というのは、正常な肝臓組織が減少しており、酵素を作る力も落ちてしまいますので、一転して極端にお酒に弱くなってしまいます。当然、薬も想定以上に血液中濃度があがるので、少量ずつ慎重にしか使えなくなります。(以下、省略)

文字装飾は、管理人による

「酒をたくさん飲む人は麻酔が効きにくい様な話を聞きましたが、実際はどうなのでしょうか?」より、一部引用。

私が「肝臓のクセ」と表現していたものは「酵素誘導」って言うんですね、きちんと命名されているれっきとした反応ということです。

おそらく「酵素誘導」は他の臓器にも見られる現象で、同様に「胃のクセ」「腸のクセ」「脳のクセ」もあるのだと思います。

人によって好きな食べもの、好きなこと、性格が違うのも、全ては「クセ(習慣)」からきているだとすると、

生活「習慣」の改善により、あらゆるものは改善していく

と、言えるかもしれません。

こういう事って感覚的に「正しい」ことが、なんとなく分かるもんですが、「酵素誘導」的な化学反応が他の臓器でも見られるのだとしたら、「化学的にも正しい」ってことが証明出来るのかもしれませんね。

つまり、生活習慣全般を改善することにより、体内の各器官の「酵素誘導」が変化し、免疫を活性化する酵素を多く分泌出来るようになったり、快感を感じたり、学習効果を上げるホルモン(ドーパミン)や鎮静効果のあるホルモン(β-エンドルフィン)を多く分泌出来るようになったり、消化酵素分泌のバランスが改善され、全身の栄養代謝が改善されたり・・・、他にも様々な効果があることが証明されるのです。もしくは、もう証明されているのかな?

「体質改善」=「別人になる」

しかしながら、「クセ(習慣)」を直すのは非常に難しいわけでして、(汗)お酒やタバコや覚せい剤を簡単にやめれるものなら、誰も人生を台無しにしてまでやり続けやしません。

それは私達の魂に掘り深く刻まれているものですから、その「掘り」を埋めるのは至難の業です。

「どうやってやればいいの?」って言われたら、「腹をくくるしかないのでは?」みたいな、答えになってないような答えしか私には言えません。でも、結局それしか方法はないんだと、私は思います。

「体質改善する」ということは、「体の全内臓器官の酵素誘導を改善する」ことと、多分イコールです。そしてそれは、「生き方」「生き様」を変えることともイコールだと思います。それはとても難しいことです。(汗)

いまさら「生き方」を変えられますか?「性格」を変えられますか?仕事を変えられますか?

体質改善と全然関係のない事のように思う人が多いと思いますが、私は「体質改善とは、こういうことを言うのだ」と思っています。一言で分かりやすく言うと、「別人になる」ことです。

たぶん、それくらいのインパクトがあると思うんですよ。
上に書いたように、体質改善により各器官の「酵素誘導」が変化したら、「全てのホルモンバランスや、酵素分泌のバランスが変わる」ということですから、肌もキレイになるだろうし、中高年の人ならば、骨を作る細胞の分裂も早まって更年期障害なども防げるでしょう。

筋肉の「つき」も良くなって若返ってくると思います。もしかしたら、骨格も変わってきて整形したように顔つき、体つきも変わってくるかもしれません。

また、脳内ホルモンバランスも変わるわけですから、性格や精神状態にも影響してきます。不器用だった人が器用になったり、仕事の能率が上がったり、学習効果が高まったり、引っ込み思案な人がいろんなことに挑戦するようになったり・・・。。肉体面の健康だけではなく、精神面の健康も改善されると思うのです。それが、本当の意味での「体質改善」なのではないでしょうか?

「体質改善」って、突き詰めるとかなり奥が深いです。私はここに「ガン克服のヒント」があるような気がします。

以前の私なら、こういう事って1ミリも考えなかったでしょうが(笑)おそらくこれって病気治療の話だけではなく、人生を有意義に生きる上での大切なヒントだと思うので、そのことに気づけただけでも、がんになった意味があったのかなぁ・・・。と思うことにしました。その意味でがんに感謝です。m(_ _)m

【仮説】抗がん剤の効果を高めるには?

「抗がん剤とお酒と肝臓の関係」について、思ったことを書こうと思ってたのに、途中から「体質改善」とか「生き様」とかの話になっちゃってすみません(汗)多分混乱させちゃいましたね。(^^; 話を戻します。

何が言いたかったかというと、普段からお酒を飲んでいるがん患者さんは、おそらく酵素誘導が起きているから、飲酒していない人より、抗がん剤が肝臓で素早く分解されやすい、すなわち「飲酒の習慣がある人は、抗がん剤の効き目が弱いのではないか?」抗がん剤も薬の一種ですから、肝臓で作られる「アルコール分解酵素」によって、抗がん剤の有効成分も分解されるのではないでしょうか?と、思ったのです。

私が抗がん剤の副作用がいち早く出たのも、お酒を全く飲まないことが原因なのかもしれません。
つまり、酵素誘導が起きていないので、抗がん剤の有効成分が長時間血管内を漂うことが出来たのでしょう。その結果、抗がん剤の効果が(通常よりも)強めに出た。もちろん副作用も強めに出たと(笑)こういうことなのかもしれません。

これは完全に私の仮説ですから真に受けないほうが身の為だと思いますが(笑)なにしろ私は天才ですから、単なる仮説ではなく、真実かもしれないので調べてみました。

調べてみて分かったことは、「アルコールと抗がん剤に相互作用があることは否定出来ないが、共通のコンセンサスがある状況ではない。」らしいです。

治療中に飲酒をすると、抗がん剤の効果が薄まるという医者もいれば、逆に効果が過剰になり過ぎて有害になるという医者もいます。どっちにしろ、患者にとってはデメリットでしかありません。

抗がん剤は効果と副作用のバランスをとるのが難しい薬です。アルコール摂取は、そのバランスのとり方をさらに難しくします。

し、そもそもアルコール摂取は肝臓を疲れさせます。がん治療の要である肝臓の機能を健全に保つのは絶対に必要ですから、なるべく肝臓に負担をかけないようにするのは大切だと思います。

肝臓機能を健全に保つことが、ガン克服の秘訣

肝臓機能を改善させることががん完治への道

1つ言えることは、治療効果を左右するのは「肝臓機能の健全性」だと思います。

私が現在実践している「ゲルソン療法」という食事療法があるのですが、この食事療法を確立させたマックス・ゲルソン博士も、「ガンに侵されている患者は、例外なく肝臓が弱っている。ガン治療を左右するものは、肝臓機能の健全性にかかっている」と、おっしゃっています。

ガンの闘病中の方は、「肝臓をいたわる」という視点をもって治療にあたるべきだと思います。

mFOLFOX6療法とは

さて、実はここからが本題なんですが(苦笑)mFOLFOX6療法について調べたことを書いてみます

mFOLFOX6療法とは、2種類の抗癌剤(5-FUとエルプラット)と抗癌剤の働きを助ける薬(レボポリナート)と吐き気止めの薬(カイトリル+デキサート)を組み合わせて行う多剤併用療法の一つです。

効果のほどは?

大腸がんの抗癌剤治療ではFOLFOX療法、またはFOLFIRI療法が「標準治療」となっている

「大腸がんの抗癌剤治療ではFOLFOX療法、またはFOLFIRI療法以上に効果のあることが証明された治療法はありません」と、担当医から渡された資料「外来療法の手引き」に書かれていました。

ネット上にホームページを公開している病院で、抗癌剤治療についてデータを提供しているものをいくつかチェックしてみましたが、やはりFOLFOX療法、またはFOLFIRI療法の効果が一番再発率や生存率が高かったです。

術後補助療法(抗癌剤治療)で大腸がんを根治しようとするならば、ステージ関係なくFOLFOX療法やFOLFIRI療法がベストだと思います。

副作用は強い・・・。

ただ、FOLFOX療法やFOLFIRI療法は副作用が強い部類の抗癌剤らしいです。。

主な副作用として、抹消神経障害、骨髄抑制(これが一番怖い)、アレルギー反応、吐き気・・・、と、渡された資料には書いてありますが、それぞれの抗癌剤の医薬品添付文書を見ると、かなーりあります。

私自身は一回しかやりませんでしたが、吐き気・食欲不振がかなりあり、点滴終了後、3日間ぐらいは食欲不振でした。

一番驚いたのが、(前回の記事にも書きましたが)お風呂から上がったら熱が出たことです。いや、きちんと体を拭かなくて体を冷やしてしまった私が悪いんですが(汗)それにしても「これしきのことで熱をだしてしまうのか?(´;ω;`)」って不思議に思うくらい抵抗力が落ちたってことですよ。(^^;

「免疫力の低下」が抗がん剤の主な副作用なのは分かっていましたが、(まさかこれほどとは・・・。)っていうのが正直な感想です。

また、抗がん剤による副作用の弊害は、治療を続ければ続けるほど蓄積されていくそうですし、治療後の回復も遅いそうです。

1クールでこれじゃあ、12クール続けたらおちおち外も歩けないのではないでしょうか?ガン(腫瘍)が一旦消えても、再発する可能性が高いのも頷けます。毎日生まれてくる約5000個のがん細胞に対して、弱った免疫細胞では太刀打ちできないでしょう。


 ~ 追記:2011年1月21日 ~ 

実際、私はmFOLFOX6療法を1クール行っただけで、白血球の数値は大幅に下がりましたが、元の数値に戻るのに数ヶ月かかりました。


ということで、私はmFOLFOX6療法を1クール行いましたが、その後は経過観察をお願いしています。私の抗がん剤治療に対する結論は、「抗癌剤治療はガンの腫瘍を抑制するには一定の効果を示すが、ガンの根治は期待出来ない」です。

抗癌剤が一番がん細胞を殺せるのは間違いないと思います。手術できない状態の場合は、抗がん剤を使う必要があるとは思います。

ただ、根本的な治療にはなりません。「延命効果」があるくらいです。しかも、耐え切れないような副作用と莫大な費用と引き換えに・・・、です。

仮に私がそのような事態になった場合、運命を悟って抗がん剤治療はせず、残りの余生をゆっくり過ごすか、他の道を探すでしょう。もちろん、「辛い副作用があろうとも、やり残したことがあるので是非とも延命したい!」というのなら、話は別です。

そういう人は「確実に延命効果がある」とデータで示されている抗がん剤治療を選択するべきでしょう。これは私の価値観ですから、他人様に押しつける気は全くないってことを、付け加えときます。

完全な治療法は、今のところ「ない」ので、がんについてよく勉強し、可能性が高そうなものを全てやるしか方法はないと思います。

できることはなんでもやる、その上で「体が発する声」に真摯に耳を傾けることが大事なんじゃないかと思います。

今まで「体が発する声」を無視し続けてきたから、こんな事態になったんです。これを機に反省して、残りの人生を実のあるものにする為にも、「体の感覚」を、もっと大切にしていこうと思います。

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コメント

  1. 仲村 昭仁 より:

    おはようございます! 新里様 仲村昭仁です いつも親身なアドバイスありがとうございます。昨日の夜から抗がん剤を飲んでいます。ゼローダという錠剤です。そして今日から仕事復帰です 約2週間の入院と2週間の自宅療養を終えての復帰です 抗がん剤のイメージを良く持ってないのでなんだか不安ではありますが半年間のお付き合いになります。副作用がどの程度出るのかわかりませんが頑張って飲もうと思います。

    • 新里(管理人) より:

      仲村様、コメントありがとうございます。

      抗がん剤治療を始めたのですね。
      おそらく、私の叔母が飲んでいるものと同じだと思われます。

      ちなみに、叔母はステージⅢですが、完治しています。

      中村様も頑張って下さいませ。
      半年間の、我慢です。

      今後とも、よろしくお願いします。

      新里

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